MLB

山本由伸が7回3安打8K1失点の好投、今季8勝目の権利を持って降板。大谷翔平は豪快な30号HRで援護

THE DIGEST編集部

2025.07.02

山本は7回を投げ3安打8K1失点だった。(C)Getty Images

 現地7月1日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。7回を投げ3安打8奪三振、1四球1失点の好投。勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。

【動画】山本由伸が今季8勝目へ、本拠地で奪三振ショー!

 初回は先頭のトークマンをスプリットで空振り三振。2番のマイドロスには初球153キロの直球で打たせて三ゴロ。3番のベニンティンディにはカウント2-1からカーブを打ち上げさせて三飛に仕留めて三者凡退に抑える好スタート。

 その裏に味方打線から4点の援護をもらうと、2回は1死から四球と安打を許して得点圏に走者をためたが、後続を左飛、空振り三振に斬って取りピンチを切り抜ける。

 3回は2つの三振を奪い、わずか13球で料理。この回まで4つの三振を重ねる快調なピッチングを続ける。

 4回は2死二塁からレニン・ソーサに左適時二塁打を浴び初失点を喫したが、次打者のジョシュア・ロハスをフルカウントから外角のスプリットで空振り三振に仕留め、追加点を許さなかった。

 山本は5回を2者連続三振で三者凡退、6回もテンポの良いピッチングでゼロに抑える。

 7イニング目もマウンドに上がった山本は簡単に2アウトを奪うと、ロハスをカウント2-2で追い込むと、98球目は147キロのスプリットで空振り三振。この日8つ目の三振を奪い、本拠地ファンから万雷の拍手を浴びてマウンドを降りた。
 
 試合は4回に大谷翔平が右中間の中段席まで運ぶ豪快な30号ソロホームランが飛び出すなど、7回までを終わりドジャースが6対1でリード。このままチームが勝てば、山本に今季8勝目が付く。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】17勝10敗と勝ち越した6月、実はドジャースの中心3選手が"極度の不振"だった「2番、3番、4番がキャリアでもワーストの1か月を過ごした」

【記事】出場確定の大谷翔平を含め、ドジャースがオールスター史上初の"8人"スタメン?「とても誇りに思う。最高だ」ロバーツ監督は満悦
NEXT
PAGE
【動画】山本由伸が今季8勝目へ、本拠地で奪三振ショー!