エースが盤石の投球だ。
現地7月1日、山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)が本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。7回を投げ3安打1失点、1四球8奪三振の好投でメジャー自己最多8勝目を挙げた。ドジャース投手陣をけん引する大黒柱の姿にLA記者から称賛が集まっている。
【動画】山本由伸が7回3安打8K1失点の快投
初回は先頭を空振り三振に斬って取るなど三者凡退。順調な立ち上がりを見せる。
4点の援護をもらった直後の2回は四球と安打で1死一、二塁のピンチを招いたが後続を断ち切り無失点に抑える。
5点リードの4回、先頭のアンドルー・ベニンテンディに中前打を許すと、2死から左越え適時二塁打を浴び初失点。なおもピンチが続くが次打者ジョシュア・ロハスをスプリットで空振り三振に仕留め、追加点を許さなかった。
その裏、ドジャースは大谷翔平の30号ソロホームランで再びリードを5点に広げる。頼れる先輩の援護弾をもらった山本はさらにエンジンを上げ、5回を2者連続三振。6回は直球とスプリットを中心に三者凡退に抑える。
7回も続投した山本は先頭のカイル・ティールを152キロの直球で遊ゴロ、前の打席でタイムリーを打たれたソーサをスプリットで三ゴロに打ち取り2アウト。7番ロハスを2ボール2ストライクで追い込むと、外角低めのスプリットで空振り三振。相手打線を寄せ付けず、98球を投げ抜いた。
試合は5点のリードをドジャースが守り抜き快勝。日本人右腕は8勝目、防御率を2.51としリーグ3位に浮上した。
山本の快投は地元記者から軒並み高評価の声が上がっている。カリフォルニア州の地元紙『Los Angeles Times』のチャド・モリヤマ氏は「ヨシノブ・ヤマモトは速球、カッター、スプリットのえげつないコンボで三振を奪った」と綴り、自身のXに奪三振ショーの動画を添えた。同じくドジャース番記者のブレイク・ハリス氏は「今夜のヨシノブ・ヤマモトを見てくれ」とXに記し、日本人右腕の投球内容を列挙して称えた。
また、米投球分析家のロブ・フリードマン氏は3回表にチェース・マイドロスから三振を奪ったシーンに注目。「アンフェアな93マイル(約149.6キロ)のスプリッターだ」と驚きの声を上げ、直球と変わらない軌道で鋭く落ちたウイニングショットにため息をついた。
今季は離脱が相次ぐ先発陣の中で唯一、開幕からローテーションを守っている山本。まさにドジャースのエースに相応しい活躍だ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】17勝10敗と勝ち越した6月、実はドジャースの中心3選手が"極度の不振"だった「2番、3番、4番がキャリアでもワーストの1か月を過ごした」
【記事】出場確定の大谷翔平を含め、ドジャースがオールスター史上初の"8人"スタメン?「とても誇りに思う。最高だ」ロバーツ監督は満悦
現地7月1日、山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)が本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。7回を投げ3安打1失点、1四球8奪三振の好投でメジャー自己最多8勝目を挙げた。ドジャース投手陣をけん引する大黒柱の姿にLA記者から称賛が集まっている。
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初回は先頭を空振り三振に斬って取るなど三者凡退。順調な立ち上がりを見せる。
4点の援護をもらった直後の2回は四球と安打で1死一、二塁のピンチを招いたが後続を断ち切り無失点に抑える。
5点リードの4回、先頭のアンドルー・ベニンテンディに中前打を許すと、2死から左越え適時二塁打を浴び初失点。なおもピンチが続くが次打者ジョシュア・ロハスをスプリットで空振り三振に仕留め、追加点を許さなかった。
その裏、ドジャースは大谷翔平の30号ソロホームランで再びリードを5点に広げる。頼れる先輩の援護弾をもらった山本はさらにエンジンを上げ、5回を2者連続三振。6回は直球とスプリットを中心に三者凡退に抑える。
7回も続投した山本は先頭のカイル・ティールを152キロの直球で遊ゴロ、前の打席でタイムリーを打たれたソーサをスプリットで三ゴロに打ち取り2アウト。7番ロハスを2ボール2ストライクで追い込むと、外角低めのスプリットで空振り三振。相手打線を寄せ付けず、98球を投げ抜いた。
試合は5点のリードをドジャースが守り抜き快勝。日本人右腕は8勝目、防御率を2.51としリーグ3位に浮上した。
山本の快投は地元記者から軒並み高評価の声が上がっている。カリフォルニア州の地元紙『Los Angeles Times』のチャド・モリヤマ氏は「ヨシノブ・ヤマモトは速球、カッター、スプリットのえげつないコンボで三振を奪った」と綴り、自身のXに奪三振ショーの動画を添えた。同じくドジャース番記者のブレイク・ハリス氏は「今夜のヨシノブ・ヤマモトを見てくれ」とXに記し、日本人右腕の投球内容を列挙して称えた。
また、米投球分析家のロブ・フリードマン氏は3回表にチェース・マイドロスから三振を奪ったシーンに注目。「アンフェアな93マイル(約149.6キロ)のスプリッターだ」と驚きの声を上げ、直球と変わらない軌道で鋭く落ちたウイニングショットにため息をついた。
今季は離脱が相次ぐ先発陣の中で唯一、開幕からローテーションを守っている山本。まさにドジャースのエースに相応しい活躍だ。
構成●THE DIGEST編集部
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