サイ・ヤング賞３度受賞したロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウは、2023年シーズン終了後に左肩の手術を受けた。復帰した24年シーズンもわずか７試合で再び離脱。今度は左足の故障に苦しみ、シーズン終了後には左足と左膝の手術を受け、厳しい時期を過ごした。
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　しかし、今季のカーショウは一変した姿を見せている。復帰後８試合のうち５試合で５イニング以上を投げ、チームに安定感をもたらしている。ここまで通算４勝０敗と負けなし、カーショウが先発した８試合でドジャースは６勝２敗と好成績を収めていると、地元メディア『Dodger blue』が報じた。
  　同メディアによると、デーブ・ロバーツ監督はカーショウの今季の貢献について『SportsNet LA』を通じ、次のように称賛した。

「とにかく感心しているよ。彼はチームに“活力”を注入してくれた。先発投手陣に不安を抱えていた我々にとって、彼が来てくれて貴重なイニングを投げてくれるのは本当にありがたい。毎回の登板で見せる彼の集中力が大好きなんだ」と、その存在感を強調した。

　ロバーツ監督はさらに「我々は間違いなくその影響を受けている...。彼はチーム全体のプレーレベルを引き上げてくれている」と述べ、カーショウがチーム全体の士気向上にも大きく貢献している語った。
　　
　通算3000奪三振まであと３つ。度重なる苦難を乗り越えたレジェンド左腕が、再び歴史にその名を刻もうとしている。

構成●THE DIGEST編集部

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