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「最高の瞬間だ」カーショウが達成した3000奪三振の“偉大さ”を現地記者が説明。「左腕として史上4人目、単一チームで達成した3人目だ」

THE DIGEST編集部

2025.07.03

通算3000奪三振を達成したカーショウ(中央左)。(C)Getty Images

通算3000奪三振を達成したカーショウ(中央左)。(C)Getty Images

 クレイトン・カーショウ投手(ロサンゼルス・ドジャース)は現地7月2日、本拠地シカゴ・ホワイトソックス戦で通算3000奪三振に到達。現地記者からは、この記録の偉大さを示すデータが紹介された。

【動画】カーショウ、通算3000奪三振の大偉業を達成!
 試合開始時点で通算2997奪三振と、達成まであと「3」に迫っていたカーショウ。3回に元僚友のミゲル・バルガスに対して、自身の代名詞の一つであるカーブで空振りを誘い、この試合初の三振を奪うと、5回にもレニン・ソーサを3球で空振り三振に仕留めた。

 そして6回、ついにその時が訪れる。ファーストゴロ、盗塁死で2アウトと追い込んだところで9番ビニー・キャプラに外角低めのスライダーを投げ込み、見逃し三振。この試合100球目で通算3000奪三振を達成した。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで、通算3000奪三振を達成したカーショウについて「MLB史上20人目の快挙を成し遂げた選手だ。左腕投手としては史上4人目、単一チームで達成した選手としては3人目だ」とその偉大さを強調。「18年間ドジャースに在籍し、殿堂入り確実な選手としてキャリアの終盤を過ごしている彼にとって、最高の瞬間だ」と球団レジェンドのハイライトシーンを表現した。

 また現役選手で見ると、ジャスティン・バーランダー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)、マックス・シャーザー(トロント・ブルージェイズ)に次ぐ3人目。ドジャース一筋の“リビングレジェンド”が新たなマイルストーンを達成した。

 なお、カーショウは3回までに4失点を喫し、負け投手となる可能性があったものの、9回裏にドジャースが打撃陣の奮起で逆転し、負けが消えた。

構成●THE DIGEST編集部

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