現地６月12日（日本時間13日）にメジャーデビューを果たした、ミルウォーキー・ブルワーズの23歳右腕、ジェイコブ・ミジオロウスキーが、早くも大きな注目を集めている。
【動画】ミジオロウスキーが12奪三振！カーショーは3奪三振を記録

　７月８日のロサンゼルス・ドジャース戦で、今季５度目の先発登板を果たしたミジオロウスキーは、先頭打者の大谷翔平にいきなり先制弾を浴びたものの、その後は完全に試合の流れを掌握。５回2/3を無失点、12奪三振という圧巻の投球を披露した。
  　このパフォーマンスには、対戦したドジャースのレジェンド、クレイトン・カーショウも脱帽。試合後、米スポーツメディア『ClutchPoints』の取材に対し「いやあ、彼のことは今よく分かったよ。本当にすごかった。信じられないよ。彼は本当に特別だ。球速はもちろん、４種類の球種を持っていて、ボールのコントロールも素晴らしいし、あれをどう打てばいいのか正直分からない。めちゃくちゃ難しい」と、率直な感想を語った。

　一方、カーショウの言葉を伝え聞いたミジオロウスキーは「最高だね。子供の頃から憧れていた選手からそんな言葉をもらえるなんて、本当に励みになる」と、感謝の気持ちを口にした。

　偉大な左腕に才能を認められた新星右腕。今後のMLBを震撼させる存在になるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が怪物ミジオロウスキーから先頭打者アーチ！