現地７月９日、ロサンゼルス・ドジャースが敵地アメリカン・ファミリー・フィールドでミルウォーキー・ブルワーズと対戦。２対３で敗れて６連敗を喫した。

　５回に大谷翔平の押し出し四球で先制したドジャースは、１対１となった７回にムーキー・ベッツの犠飛で２対１とリード。しかし、９回裏にタナー・スコットが適時打を許して同点に追いつかれると、10回にカービー・イェーツがサヨナラ打を打たれた。

『MLB.com』のソニア・チェン記者によると、ドジャースの６連敗は2019年４月８～13日以来。また、「アメリカン・ファミリー・フィールドでスイープされたのは、球団史上初めての不名誉な記録だ」という。

「ドジャースは得点圏の場面で６打数無安打。得点は大谷の押し出し四球と、ベッツの犠飛による２点だけだった。ドジャースは２カード連続のスイープ。この６連敗中は総得点10、失点44と、投打とも不振に陥っている」

【動画】イェーツが打たれてドジャースがブルワーズにサヨナラ負け
  　負傷のマックス・マンシーに代わって三塁手として出場しているミゲル・ロハスは、「今シリーズのブルワーズには脱帽だ。いい投手陣がそろっている。ただ、オールスター後にまた対戦がある（現地７月18～20日）から、今回の敗戦から学びたい。シーズンはまだ長いし、自分たちが目指すところは分かっているから、大げさに責める必要はない」と語った。

　一方で、「俺たちは優勝を目指している。こんな野球をしていては、優勝に辿り着けないにも理解している」と危機感を表わした。

　ドジャースは移動日を挟んで、現地11日から敵地でナ・リーグ西地区のライバル、サンフランシスコ・ジャイアンツと３連戦。オールスター前最後のシリーズで、ドジャースは泥沼から抜け出せるか。

構成●THE DIGEST編集部

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