ロサンゼルス・ドジャースは現地時間7月9日(日本時間10日)のミルウォーキー・ブルワーズ戦に2対3で敗れ、2カード連続でのスイープ負け。今季ワーストとなる連敗は6にまで伸びた。
【動画】ドジャース、6連敗目は悪夢のサヨナラ負け...
今回の敵地での3連戦でドジャースは、3試合合計わずか4得点と自慢の打線が沈黙。主砲の大谷翔平は2戦目で注目のルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキーから31号本塁打を放つも白星に繋がらず、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスといった上位打線は3試合ともブルワーズ投手陣に抑え込まれている。
投手陣も初戦で先発の山本由伸が1イニング持たずにKOされるというショッキングな展開が繰り広げられ、3戦目では救援陣が踏ん張り切れず、延長でサヨナラ負けを喫している。
投打に不安材料を残す結果となり、連敗を止められなかったドジャース。スター軍団の予想外の敗戦、そしてブルワーズ会心の3連勝を現地メディア『heavy』がシビアな論調とともに報じている。
同メディアは、「年俸総額が勝敗を決めるわけではない」などと、昨季王者に対する痛烈な皮肉を綴っており、「2025年シーズン、ドジャースは年俸総額が3億4000万ドル(約500億円)に迫る勢い(繰延支払いを除く)でスタートした。対してブルワーズは、ようやく1億1000万ドル(約160億円)に届く程度だ」と指摘。
続けて、「しかしこの小さな市場のチームは、緊張感、結束力、そして明確な意図を持ってプレーしている。一方、ドジャースはーーショウヘイ・オオタニが31号ホームランを放ったにもかかわらずーー勝利が自然とついてくるものだとでも思っているかのようだった」などと論じている。
また、今回の結果からブルワーズを「バランスの取れたチーム」と評する一方で、「スター8人と疑問符22人で構成されたチームとは違う」などと訴える。
両チームをさまざまな角度から比較しながら、「ブルワーズはドジャースをスイープしただけではない。彼らの弱点を白日の下に曝したのだ」などと同メディアは主張。さらに、「根性、育成力、26人の総合力、それらが高額年俸のスター選手たちよりも意味があることを証明してみせた。そしてその偉業を一般のファンがまだ名前すら知らないような選手たちで成し遂げたのだ」として称賛の言葉を並べた。
やはり、ドジャースの敗戦はあらゆる意味で反響が大きいようだ。球宴前最後となる3連戦、前年王者はサンフランシスコ・ジャイアンツとのカードで連敗を止めることができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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投手陣も初戦で先発の山本由伸が1イニング持たずにKOされるというショッキングな展開が繰り広げられ、3戦目では救援陣が踏ん張り切れず、延長でサヨナラ負けを喫している。
投打に不安材料を残す結果となり、連敗を止められなかったドジャース。スター軍団の予想外の敗戦、そしてブルワーズ会心の3連勝を現地メディア『heavy』がシビアな論調とともに報じている。
同メディアは、「年俸総額が勝敗を決めるわけではない」などと、昨季王者に対する痛烈な皮肉を綴っており、「2025年シーズン、ドジャースは年俸総額が3億4000万ドル(約500億円)に迫る勢い(繰延支払いを除く)でスタートした。対してブルワーズは、ようやく1億1000万ドル(約160億円)に届く程度だ」と指摘。
続けて、「しかしこの小さな市場のチームは、緊張感、結束力、そして明確な意図を持ってプレーしている。一方、ドジャースはーーショウヘイ・オオタニが31号ホームランを放ったにもかかわらずーー勝利が自然とついてくるものだとでも思っているかのようだった」などと論じている。
また、今回の結果からブルワーズを「バランスの取れたチーム」と評する一方で、「スター8人と疑問符22人で構成されたチームとは違う」などと訴える。
両チームをさまざまな角度から比較しながら、「ブルワーズはドジャースをスイープしただけではない。彼らの弱点を白日の下に曝したのだ」などと同メディアは主張。さらに、「根性、育成力、26人の総合力、それらが高額年俸のスター選手たちよりも意味があることを証明してみせた。そしてその偉業を一般のファンがまだ名前すら知らないような選手たちで成し遂げたのだ」として称賛の言葉を並べた。
やはり、ドジャースの敗戦はあらゆる意味で反響が大きいようだ。球宴前最後となる3連戦、前年王者はサンフランシスコ・ジャイアンツとのカードで連敗を止めることができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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