ロサンゼルス・ドジャースは現地７月11日、サンフランシスコ・ジャイアンツとの同地区対決に７対８で敗北。11連敗を喫した2017年以来、８年ぶりの７連敗となったことに加え、同地区２位のジャイアンツとのゲーム差が４に縮まるなど痛い敗戦となった。

【動画】大谷翔平が日本人初“スプラッシュヒット”達成！打球速度171キロ、飛距離125メートル、角度30度の豪快アーチで 　ドジャース先発ダスティン・メイは、初回こそ三者凡退に抑えたものの、２回にウィリー・アダメスにソロホームランを献上。４回には連続四球からイ・ジョンフに適時三塁打、５回にもドミニク・スミスのソロ弾などで計５失点したところで降板となった。

　さらにマウンドを引き継いだ２番手アンソニー・バンダが２死一、三塁からアダメスに適時三塁打、イ・ジョンフに適時打を浴びるなど流れを断ち切れず。２対８と大きなビハインドを築いてしまう。

　一方のドジャース打線もジャイアンツ先発のエース右腕ローガン・ウェブの前に２回まで安打が出ず。１点を先制された３回にキム・ヘソンがヒットで出塁すると、２打席目を迎えた大谷が右翼場外「マカビー湾」に運ぶ“スプラッシュヒット”でこの試合チーム初得点を記録した。

　苦戦する投手陣を援護したいドジャース打線は６回に死球や二塁打で１死二、三塁の好機を作ると、怪我により６日ぶりの先発出場となったテオスカー・ヘルナンデスが適時二塁打で２点を返す。さらに続くマイケル・コンフォートに今季第８号２ランHRが出て２点差とする。

　７回にウィル・スミスが適時打でさらに１点差まで詰め寄り、９回にも１死一、二塁と逆転の絶好のチャンスでスミスが再び打席に入った。しかしクローザーのカミーロ・ドバルの初球シンカーをサードゴロとしてしまい併殺で試合が終了した。

構成●THE DIGEST編集部

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