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「大谷翔平が水しぶきを上げた!」特大32号は日本人初“スプラッシュヒット”の快挙! 華麗なバットフリップにMLB公式が興奮「まるで映画だ」

THE DIGEST編集部

2025.07.12

大谷が32号逆転HRを放った。(C)Getty Images

 美しい一振りで放物線を描いた。

 現地7月11日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・指名打者で先発出場し、3回に今季32号となる逆転2ランホームラン。日本人選手では初となる「スプラッシュヒット」を放った。

【動画】MB公式から「まるで映画だ!」と評された大谷翔平の"スプラッシュヒット"の瞬間(別角度あり)

 打った瞬間だった。1点ビハインドの3回一死三塁で迎えた第2打席、大谷は相手先発ローガン・ウェブが投じた内角の初球カットボールを完璧に捉えた。豪快に振り抜いた打球はピンポン球のように勢い良くすっ飛んでいき、右翼スタンドを軽々と飛び越え、球場外にある海の中にボトンと落ちた。

 飛距離410フィート(約125メートル)の特大アーチに敵地ファンは騒然としながらも、スーパースターの快音にスタンドは大盛り上がり。素早く海の中に飛び込んだ男性ファンは誇らしげにボールを掲げて喜びを爆発させた。
 
 大谷の衝撃的な32号弾にMLBも早速反応。公式Xにホームラン動画を即アップすると、「SHOHEIが水しぶきを上げた!」と書き出し、打球角度30度で飛び出した弾丸アーチを興奮気味に綴った。

 また、別の投稿では大谷だけを追いかけ続けた別アングルでのホームラン動画を公開。「ショヘイ・オオタニのホームランを捉えたこのアングルは、まるで純粋な映画のようだ」と表現。打球の行方を見届けながら華麗なバットフリップを披露し、ゆっくりとダイヤモンドを一周するところまでをキャッチした特別な画だった。
 
 ジャイアンツの本拠地オラクル・パークの右翼席後方にあるマカビー湾に直接ボールが飛び込む場外本塁打のことを「スプラッシュヒット」と呼ばれている。2010年に当時シカゴ・カブスの福留孝介が右翼席の旗に当てて着水させたがカウントされず、大谷が日本人選手として初の達成者となった。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】MB公式から「まるで映画だ!」と評された大谷翔平の“スプラッシュヒット”の瞬間(別角度あり)