ニューヨーク・メッツは現地７月11日、敵地カウフマン・スタジアムでカンザスシティ・ロイヤルズと対戦し、８－３と快勝を収めた。先発登板した千賀滉大は、４回67球を投げて４奪三振、被安打４、与四球２を記録。無失点で勝利に貢献している。

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　今季７勝目を挙げた現地６月12日のワシントン・ナショナルズ戦でハムストリングを負傷し、故障者リスト入り。当初は長期離脱も予想されていた千賀は、想定よりも早く戦列に復帰し、この一戦が約１か月ぶりの先発となった。
  　ニューヨークの現地メディア『SNY』は「メッツの千賀滉大は、ILからの復帰戦で4回を投げて調子を落とさなかったように見えた」と題した記事を掲載。「チームは待望の復帰にあたり、彼をあまり無理強いしたくなかった」と綴りつつ、日本人投手の初回の力投を次のように振り返っている。

「それでも、センガは4イニングを投げて素晴らしい投球を見せた。ロイヤルズは毎回走者を塁に送り込んで彼を試したが、シーズンを通してそうであったように、センガはメッツが彼を必要とする時に奮闘し、厳しい投球を放った。それは1回裏、最初の2人のランナーが出塁したときに始まり、その後彼はボックスを通り抜けるライナーと2つの三振によって無傷でその回を切り抜けることができた」

今試合の好投によって防御率を1.39とした千賀を同メディアは「素晴らしい成績に抑え、完璧な4回を投げてこの日を終えた」と絶賛。右わき腹を痛めて千賀とともに故障者リスト入りしていたエース投手の名を挙げながら「これは確かにメッツにとって素晴らしい兆候だ。メッツは、苦戦する先発陣のトップでセンガとショーン・マネイアの両名が健康で先頭に立つことを切望している」と復活に期待した。

構成●THE DIGEST編集部
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