ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は今季、投手として５試合に先発し９イニングで10奪三振、２四球１失点、防御率1.00を記録。その投球内容をドジャースの投手コーチが高く評価していると現地７月12日、米メディア『Sports Illustrated』が報じた。
【動画】「圧倒的な能力は、地面の使い方から...」大谷翔平の今季５戦目の投球姿！

　同メディアは「ナ・リーグ本塁打王争いをリードする32本塁打という事実が、彼の伝説的なパフォーマンスにさらなる輝きを加えている」と二刀流の活躍を称賛。また、ドジャースのコナー・マギネス投手コーチが、大谷の常識外れの能力を絶賛しているという。
  「彼は、僕がこれまで見てきたどの投手よりもグラウンドを巧みに使うんだ。蹴り出しから着地まで、身体全体のエネルギーの伝わり方は、私にとっては前代未聞だよ！　ここ数年、ドジャースで殿堂入りクラスの本当に素晴らしい投手たちを何人も見てきたけど、あれほど地面を巧みに活かす投手は見たことがない」

　その上で、同メディアは「オオタニが生み出す圧倒的なパワー、そして打者から空振りを奪う能力は、地面の使い方から来ている」と解説。また「肘の手術を複数回受けた投手にとっては、必要に迫られての能力なのかもしれない」とも綴った。

　最後に「マギネス氏によれば、大谷は間違いなく殿堂入りに値する選手だ」と伝え、その唯一無二の才能を改めて強調した。

構成●THE DIGEST編集部

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