ミルウォーキー・ブルワーズの剛腕新人ジェイコブ・ミジオロウスキーはメジャー登板わずか5回という異例の早さでオールスター出場を決めた。これはマシュー・ボイド投手(シカゴ・カブス)の出場辞退による追加選出で、球宴出場に要した出場数で史上最少を更新する快挙となった。
ただ、あまりにも早いタイミングでの抜擢には、メディアやファンから批判的な意見が挙がっている。米メディア『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は、クリストファー・サンチェス(フィラデルフィア・フィリーズ)やレンジャー・スアレス(同)、千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)の方がふさわしいと示唆し、「選手選考にダーツでも使っているのか?」と苦言を呈した。
【動画】ドジャース戦での12奪三振 & オールスター選出を聞いて涙を見せたミジオロウスキー しかしミジオロウスキー選出の背景についての新事実を米日刊紙『USA TODAY』の名物記者ボブ・ナイチンゲール氏が現地7月13日配信の記事内で明かしている。同記者はMLB関係者からの情報として、「ミジオロウスキーが金曜日(同11日)に合意するまで、オールスターの代替選手を立てるために、12人ほどの投手に連絡を取っていた」と説明した。
具体的な選手やチームの名前は挙げられていないため、ヘイマン記者が言及した3選手のような投手に連絡があったかは不明だが、少なくともミジオロウスキーはMLB代替候補の序列のなかではそれほど高い訳ではなかったようだ。
また、ナイチンゲール記者は同記事内で、「(今回の件に限らず)出場を辞退した選手の最も一般的な理由は、『休養と回復』だ」と紹介。「MLBは今年のオールスターゲームへの相次ぐ出場辞退に懸念を示している」と、コンディション調整を優先する傾向へのリーグの危機感を伝えた。
負傷者リスト入りした場合はもちろん、山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)や菊池雄星(ロサンゼルス・エンジェルス)のように、前半戦の最終日(同13日)付近に登板する投手はオールスターゲームの登板が難しいため出場を見送るケースがある。実際にボイド投手も同12日のニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板している。
代役を探す際にそのような登板スケジュールの投手にわざわざリーグが代役を打診するかは不明だが、ナイチンゲール記者からの情報を考慮すると、登板日の問題がなかったとしても休養を優先したいと考え、辞退した選手が多かったのかもしれない。
このような状況にナイチンゲール記者も「わずか5試合の先発でオールスターゲームに出場できるのであれば、マイナーリーグでの成績だけで、メジャーリーグ初出場経験のない選手が、その記録を大きく更新する日が来てしまうのだろうか?」と冗談交じりに皮肉を込めた。
構成●THE DIGEST編集部
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ただ、あまりにも早いタイミングでの抜擢には、メディアやファンから批判的な意見が挙がっている。米メディア『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は、クリストファー・サンチェス(フィラデルフィア・フィリーズ)やレンジャー・スアレス(同)、千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)の方がふさわしいと示唆し、「選手選考にダーツでも使っているのか?」と苦言を呈した。
【動画】ドジャース戦での12奪三振 & オールスター選出を聞いて涙を見せたミジオロウスキー しかしミジオロウスキー選出の背景についての新事実を米日刊紙『USA TODAY』の名物記者ボブ・ナイチンゲール氏が現地7月13日配信の記事内で明かしている。同記者はMLB関係者からの情報として、「ミジオロウスキーが金曜日(同11日)に合意するまで、オールスターの代替選手を立てるために、12人ほどの投手に連絡を取っていた」と説明した。
具体的な選手やチームの名前は挙げられていないため、ヘイマン記者が言及した3選手のような投手に連絡があったかは不明だが、少なくともミジオロウスキーはMLB代替候補の序列のなかではそれほど高い訳ではなかったようだ。
また、ナイチンゲール記者は同記事内で、「(今回の件に限らず)出場を辞退した選手の最も一般的な理由は、『休養と回復』だ」と紹介。「MLBは今年のオールスターゲームへの相次ぐ出場辞退に懸念を示している」と、コンディション調整を優先する傾向へのリーグの危機感を伝えた。
負傷者リスト入りした場合はもちろん、山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)や菊池雄星(ロサンゼルス・エンジェルス)のように、前半戦の最終日(同13日)付近に登板する投手はオールスターゲームの登板が難しいため出場を見送るケースがある。実際にボイド投手も同12日のニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板している。
代役を探す際にそのような登板スケジュールの投手にわざわざリーグが代役を打診するかは不明だが、ナイチンゲール記者からの情報を考慮すると、登板日の問題がなかったとしても休養を優先したいと考え、辞退した選手が多かったのかもしれない。
このような状況にナイチンゲール記者も「わずか5試合の先発でオールスターゲームに出場できるのであれば、マイナーリーグでの成績だけで、メジャーリーグ初出場経験のない選手が、その記録を大きく更新する日が来てしまうのだろうか?」と冗談交じりに皮肉を込めた。
構成●THE DIGEST編集部
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