ロサンゼルス・エンジェルスは前半戦を終え47勝49敗、ア・リーグ西地区4位で、ワイルドカード争いでは3位シアトル・マリナーズとゲーム差4.0の6位とポストシーズン進出へ何とか可能性を残している状況だ。
データ分析サイト『FanGraphs』による予測では、エンジェルスは今季のポストシーズン進出確率はたったの「5.2%」。合計の得失点差でマイナスを記録しているほか、9位クリーブランド・ガーディアンズとのゲーム差がわずか0.5しかないなど競争が熾烈を極めている点が理由として挙げられている。
今季もエンジェルスは例年の定位置である勝率4割台に落ち着いており、現地7月31日のトレードデッドラインまでに売り手としても買い手としても行動を起こす可能性がある。しかし主砲マイク・トラウト外野手は今季のチームに手応えを感じており、主力の放出に否定的なようだ。
【動画】レンジャーズ戦でトラウトが放った2本の本塁打! 米スポーツ専門メディア『CLUTCH POINTS』は同13日にトラウトのコメントを紹介。首脳陣がチームのポテンシャルを理解しているかと問われたトラウトは「球団はこのクラブハウスにいる俺たちのポテンシャルを知っているはずだ」と回答し、今季こそポストシーズンに進出できるとの期待感を球団に示したという。
トラウトのほかに、ポストシーズン進出を信じている選手の一人として紹介されたのは、クローザーのケンリー・ジャンセンだ。今季単年契約で加入したベテランは、チームが今季を諦めた場合、トレード人員に含まれる可能性が比較的高いものの、「チームを立て直し、少なくともワイルドカードの座を獲得するためにここに来た。ここで(シーズンを)終えられなければ残念だ」(米スポーツ専門メディア『The Athletic』より)とコメント。さらに以下のようにポストシーズン進出にかける思いを明かした。
「マイク・トラウトはポストシーズンでプレーすべきだと信じている。彼はそれ(ポストシーズン進出)に値するんだ。(中略)マイクのために、周囲の人々のために、そしてファンのために(ポストシーズンに)行こう」
同メディアは、現在のエンジェルスの立ち位置が「ペリー・ミナシアンGMとオーナーのアート・モレノ氏をデッドラインでの取引に駆り立てるのに十分かどうかは依然として不透明」としつつも、モレノ氏が「長期的な安定よりも目先の勝利を優先することで知られており、大胆かつ短期的な思考に走る傾向がある」と説明。再建と補強いずれの可能性も残されていると示唆した。
長期的ビジョンを持っていない首脳陣が今回のトレードデッドラインでどのような判断を下すのか。この決断が球団の未来を決定づけることになるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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データ分析サイト『FanGraphs』による予測では、エンジェルスは今季のポストシーズン進出確率はたったの「5.2%」。合計の得失点差でマイナスを記録しているほか、9位クリーブランド・ガーディアンズとのゲーム差がわずか0.5しかないなど競争が熾烈を極めている点が理由として挙げられている。
今季もエンジェルスは例年の定位置である勝率4割台に落ち着いており、現地7月31日のトレードデッドラインまでに売り手としても買い手としても行動を起こす可能性がある。しかし主砲マイク・トラウト外野手は今季のチームに手応えを感じており、主力の放出に否定的なようだ。
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トラウトのほかに、ポストシーズン進出を信じている選手の一人として紹介されたのは、クローザーのケンリー・ジャンセンだ。今季単年契約で加入したベテランは、チームが今季を諦めた場合、トレード人員に含まれる可能性が比較的高いものの、「チームを立て直し、少なくともワイルドカードの座を獲得するためにここに来た。ここで(シーズンを)終えられなければ残念だ」(米スポーツ専門メディア『The Athletic』より)とコメント。さらに以下のようにポストシーズン進出にかける思いを明かした。
「マイク・トラウトはポストシーズンでプレーすべきだと信じている。彼はそれ(ポストシーズン進出)に値するんだ。(中略)マイクのために、周囲の人々のために、そしてファンのために(ポストシーズンに)行こう」
同メディアは、現在のエンジェルスの立ち位置が「ペリー・ミナシアンGMとオーナーのアート・モレノ氏をデッドラインでの取引に駆り立てるのに十分かどうかは依然として不透明」としつつも、モレノ氏が「長期的な安定よりも目先の勝利を優先することで知られており、大胆かつ短期的な思考に走る傾向がある」と説明。再建と補強いずれの可能性も残されていると示唆した。
長期的ビジョンを持っていない首脳陣が今回のトレードデッドラインでどのような判断を下すのか。この決断が球団の未来を決定づけることになるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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