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大谷翔平と1本差に迫る31号ソロ弾! 球宴MVPシュワーバーをフィリーズ監督が称賛「本当にアメージングだ」

THE DIGEST編集部

2025.07.19

フィリーズのシュワーバー。大谷とHR数で1本差に迫っている。(C)Getty Images

 後半戦に入ってもバットの勢いが止まらない。

 現地7月18日、フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーは、本拠地で行なわれたロサンゼルス・エンジェルス戦に「2番・DH」として先発出場し、3試合ぶりの先制31号ソロを含む3打数1安打1打点、2得点1四球と活躍。ナ・リーグの本塁打ランキングでは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平に1本差と迫っている。

【動画】MLB球宴MVPシュワーバーが後半戦、初打席でいきなりHR

 初回の第1打席で豪快な一発が飛び出した。エンジェルスの先発右腕ライアン・ゼファジャンと対峙すると、カウント1-1から3球目に投じられた内角高めのフォーシームを強振。これが打球速度102.4マイル(約164.8キロ)、飛距離366フィート(約112メートル)を計測する右中間席への先制アーチとなった。

 先日のオールスターゲームは、延長戦のホームランダービーで3スイング3連発を放ち、MVPに輝いたシュワーバー。好調を維持する32歳の活躍ぶりに指揮官もニンマリだ。地元放送局『NBC Sports Philadelphia』によれば、試合後の取材に応じたフィリーズのロブ・トムソン監督は、「本当に彼はアメージングなことをやってのける」と称賛した。
 
 また、「オールスターゲーム明け最初のスイングでホームランを打つなんて…」と言葉を詰まらせると、「誰もが『これぞシュワーバー』という感じだった」と周囲の雰囲気を表現。試合前の会見でも、「クラブにとって大きな存在だ。プロフェッショナルで謙虚な選手。彼がこのチームにいてくれることを本当に誇りに思う」と絶賛していた。

 オールスターゲームを挟み、直近6試合で4本塁打と量産態勢に入っているシュワーバー。アリゾナ・ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレスも31本塁打で並んでおり、熱気を帯びてきたナ・リーグ本塁打王争いの行方に今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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