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大谷翔平が逆方向へ34号2ラン! 今季初の“2番”起用に応える一発にロバーツ監督もニンマリ「ショウヘイに頼めば、何でもやってくれる」

THE DIGEST編集部

2025.07.21

大谷は3回に逆方向への34号2ランHR。今季初めて1番に座ったベッツとタッチを交わした。(C)Getty Images

 初の"2番"で圧巻の連発だ。

 現地7月20日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が本拠地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に2番・指名打者で先発出場。第2打席で2試合連続となる34号2ランホームランを放った。

【動画】大谷翔平が逆方向へ34号2ラン本塁打

 この日はムーキー・ベッツが1番に座り、今季初めて2番打者で迎えた大谷。3回2死からベッツが中安打で出塁した直後、大谷は2ボールから真ん中低めに来たシンカーを捉え、逆方向へ弾丸ライナーで運んだ。

 打球速度108.7マイル(約174.9キロ)、飛距離は378フィート(約115.2メートル)を計測。短い当たりだったがあっという間に左翼席に突き刺さると、スタンドは総立ちで大歓声が上がった。ダイヤモンドを一周した大谷はベッツとタッチを交わし、喜びを分かち合った。
 
 打線変更が早速功を奏した。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は大谷の2ラン本塁打を自身のXに投稿し、デーブ・ロバーツ監督の采配に注目。不振のベッツと大谷の打棒をより活かすため、MVPコンビの入れ替えを敢行した指揮官の決断を称えた。

 同メディアの報道によると、打順入れ替えについてロバーツ監督は「ムーキーのメンタルとメカニクスを見て、総合的に判断して打順を変えてみるのがいいと感じた」と明かしている。「ショウヘイに頼めば、何でもやってくれる。チームを第一に考え、彼は全力を尽くしてくれる」と大谷の快諾に頭を下げた。

 ブルワーズ相手に5連敗を喫しているドジャース。新布陣が機能した打線で連敗を止めることができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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