ダスティン・メイは、度重なる手術と長期離脱を乗り越え、今季ロサンゼルス・ドジャース先発陣の一角として復活を果たした。今季は自己最多のイニングを投げるなど、着実に存在感を取り戻している。
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　現地７月21日（日本時間22日）、本拠地で行なわれるミネソタ・ツインズ戦で、メイは大谷翔平の後を受けてリリーフ登板すると、地元メディア『Dodger Blue』が報じた。これまで大谷の後には、ベン・カスパリウスが３イニング、ジャスティン・ロブレスキーとエメット・シーハンが各１イニングに登板している。
  　デーブ・ロバーツ監督は「今回はあくまで一度限りの起用で、次回もメイが務めるとは限らない。大谷の調整状況に合わせて、全体の投手運用を組み立てている」と説明し、柔軟な投手起用を強調した。

　さらにロバーツ監督は、大谷の後を投げる投手に利点があるかと問われて「典型的なブルペンデーではなく、ある程度イニングを任せられる投手を配置できることで、両方の利点をある」と述べた上で、「メイはこの時点ですでに想定以上の登板数をこなしている。負担を抑える意味でも、リリーフ起用は彼にとってプラスになる」と登板管理の意図を明かした。

　今季ここまで17試合すべてに先発し、５勝６敗、94回1/3を投げ、防御率4.96を記録している。復帰後の飛躍を遂げたメイが、新たな役割をどうこなすか注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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