現地７月27日にニューヨーク州クーパーズタウンにて行なわれた殿堂記念式典にイチローが出席したのに合わせ、日本時間28日に特別プロジェクト「51 WITNESSES OF GREATNESS」が始動。その一環として、イチローにゆかりのある東京都、兵庫県神戸市、愛知県豊山市で特別号外が配布された。東京の会場となった東京ドームでは、数百人のファンが早朝から長蛇の列を作った。

　配布された号外は、イチローのメジャーリーガーとしての足跡を振り返るとともに、各界の著名人51人の祝福メッセージが掲載。王貞治や松井秀喜といった球界のレジェンドや、石川さゆりや亀梨和也、牧野真莉愛といった芸能界からの声に加え、ランディ・ジョンソン、デレク・ジーターといった先に殿堂入りしていた元メジャーリーガー、さらにマイク・トラウトやフリオ・ロドリゲス、スティーブン・クワンら現役選手までがイチローの殿堂入りを祝福している。
 
　合わせて東京ドームシティの各所では、前述のメッセージをフィーチャーした特別広告が掲示。号外が配布されたセントラルパークのビジョンでは、前述のジョンソンやトラウトらも登場するティザームービーが放映されている。広告は今後１週間にわたって放映される予定だ。

　同プロジェクトは他にも、各都市でさまざまな内容を展開。日本人、そしてアジア人初の殿堂入りを祝福している。

構成●SLUGGER編集部