ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソンは、今季チームに欠かせない存在として、攻守にわたる貢献を見せている。その高いユーティリティー性で、内野の要として存在感を放ってきたが、現在は思わぬ壁に直面している。
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　キム・ヘソンの不調について、デーブ・ロバーツ監督は「彼のスイングに少し影響が出ていると思う。それが最近、空振りが増えている理由のひとつだと思う」とコメント。これはドジャース専門メディア『Dodgers Nation』の取材に答えたもので、左肩の状態がパフォーマンスに影響を与えていることを示唆している。
  　そうした中でも、チーム事情からキム・ヘソンの出場は続いている。通常、左投手が先発する試合では起用されない傾向にあるが、現地７月26日（日本時間27日）のボストン・レッドソックス戦では左腕ギャレット・クローシェイに対して先発起用された。マックス・マンシー、キケ・ヘルナンデスが負傷者リスト入りしている現状では、キム・ヘソンを欠く余裕はない。直近７試合では19打数3安打、2打点、10三振、打率.158と苦しんでいる。

　今季ここまで58試合に出場し、打率.304、出塁率.338、OPS.744と安定した成績を残してきたキム・ヘソン。チームにとって重要な戦力であるだけに、今後の回復と巻き返しに大きな期待が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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