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プロ野球

【DeNA野手陣の最新序列は?】助っ人3枚の攻撃的布陣か!?バックアップも充実する外野はフレキシブルな対応が可能に

萩原孝弘

2020.03.16

【左翼手】
◎佐野恵太 
△乙坂智 
△オースティン【NEW】
★細川成也 
△楠本泰史

 筒香嘉智が抜けた左翼は、ムードメーカーでもある新キャプテンの佐野が筆頭だ。ラミレス監督も4番として期待しており、ある意味、今年の浮沈のカギを握る存在。ただ、コンディションによってはオースティンがライトから回る可能性も捨てきれない。乙坂は地元出身のオールラウンド外野手。無類の勝負強さとユーティリティ性から、バックアップでの起用が多い傾向にあるが、レギュラーとしてもポテンシャルも十分持っている。彼らに続くのが、細川と楠本だ。とりわけ細川はロマンあふれる右の長距離砲で、才能が開花すれば一気にレギュラー奪取があっても不思議はない。

【中堅手】
〇神里和毅 
〇桑原将志 
〇梶谷隆幸
〇乙坂智
△楠本泰史

 俊足+好守が自慢のスピードスター・神里が筆頭候補だが、調子に波があるタイプだけに絶対的な存在とは言えない。2017年にゴールドグラブも受賞した元・切り込み隊長の桑原と、ずば抜けた爆発力を持つ梶谷が神里を追う構図となる。レフト同様、チャンスに強く走攻守で安定した活躍が望める乙坂も控え、元大学ジャパンの4番・楠本が5番手となるか。
 
【右翼手】
◎オースティン【NEW】
〇ソト
△梶谷隆幸
△乙坂智
△楠本泰史

 オープン戦で派手な活躍を見せるオースティンがレギュラー筆頭。メジャー通算33ホームランをマークしたスラッガーは、日本に適応できればホームラン王まであるだろう。佐野、オースティンの調子次第では昨年と同じくソトが入るケースも考えられ、センター同様にコンディションによっては梶谷の可能性もある。ほかの外野ポジションと同じく乙坂、楠本の順で候補に入る。ソトのユーティリティ性も含めて、外野はフレキシブルに対応できそうだ。

取材・文●萩原孝弘(ライター兼カメラマン)

【著者プロフィール】
はぎわらたかひろ。1971年、横浜生まれ横浜育ち。フリーとして野球はDeNAを担当。プロレス、格闘技とともに芸能も手掛ける。

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