▼5位 阿部慎之助
真の強打者としての活躍はディケイド前半にとどまったが、インパクトは大きかった。10年に捕手では史上3人目の40本塁打超えを果たすと、12年には首位打者と打点王の二冠に輝き、OPS、出塁率、長打率ともリーグトップ。14年まで続く巨人のリーグ3連覇を牽引した。10年間で200本塁打以上を放った7人のうち三振率14.3%は最も低く、現役最終年となった昨季も3割近い打率を残した。
▼6位 中村剛也
"おかわり君"が10~19年に放った281本塁打は日本人選手で最も多く、同期間に獲得した本塁打王4回も最多。特に凄かったのは11年で、飛びにくい統一球をものともせずに2位と23本もの大差をつける48本塁打を量産した。勝負強さも魅力で、打点王にも3回輝くなど10年間で両リーグ最多の818打点。ただ、打率は.254に過ぎず、確実性という点では十分ではなかった。
▼7位 坂本勇人
10年代に積み上げた出場1381試合、6044打席、1571安打、505長打はいずれも最多。打順が流動的でも、12年に最多安打、16年にセ・リーグの遊撃手では初の首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得し、MVPを受賞した19年は自己最多の40本塁打を放つなど、求められた役割に応え続けた。ただ、遊撃手としては出色の打力を誇るものの、OPS.831は他の強打者たちと比べるとやや見劣りするのも事実。
▼8位 丸佳浩
華麗に打ち分ける打撃のベースにあるのが抜群の選球眼。10年代最多の754四球を選び、四球率14.4%も最も高い。当初は中距離打者タイプだったが、年々パワーを増し、2年連続のMVPを受賞した18年は39本塁打を量産。この年は歴代4位の130もの四球を選び、出塁率は驚異の.468に達した。巨人へFA移籍した19年も27本塁打、OPS.884の好成績でリーグ制覇に貢献した。
真の強打者としての活躍はディケイド前半にとどまったが、インパクトは大きかった。10年に捕手では史上3人目の40本塁打超えを果たすと、12年には首位打者と打点王の二冠に輝き、OPS、出塁率、長打率ともリーグトップ。14年まで続く巨人のリーグ3連覇を牽引した。10年間で200本塁打以上を放った7人のうち三振率14.3%は最も低く、現役最終年となった昨季も3割近い打率を残した。
▼6位 中村剛也
"おかわり君"が10~19年に放った281本塁打は日本人選手で最も多く、同期間に獲得した本塁打王4回も最多。特に凄かったのは11年で、飛びにくい統一球をものともせずに2位と23本もの大差をつける48本塁打を量産した。勝負強さも魅力で、打点王にも3回輝くなど10年間で両リーグ最多の818打点。ただ、打率は.254に過ぎず、確実性という点では十分ではなかった。
▼7位 坂本勇人
10年代に積み上げた出場1381試合、6044打席、1571安打、505長打はいずれも最多。打順が流動的でも、12年に最多安打、16年にセ・リーグの遊撃手では初の首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得し、MVPを受賞した19年は自己最多の40本塁打を放つなど、求められた役割に応え続けた。ただ、遊撃手としては出色の打力を誇るものの、OPS.831は他の強打者たちと比べるとやや見劣りするのも事実。
▼8位 丸佳浩
華麗に打ち分ける打撃のベースにあるのが抜群の選球眼。10年代最多の754四球を選び、四球率14.4%も最も高い。当初は中距離打者タイプだったが、年々パワーを増し、2年連続のMVPを受賞した18年は39本塁打を量産。この年は歴代4位の130もの四球を選び、出塁率は驚異の.468に達した。巨人へFA移籍した19年も27本塁打、OPS.884の好成績でリーグ制覇に貢献した。