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プロ野球

「令和の名勝負」誕生か?――息を呑むほど見応えがあった山本由伸と柳田悠岐の対決

藤原彬

2020.07.20

 試合が動いたのは7回。先頭打者の2番・上林誠知に二塁打を打たれた山本は、この試合初めて得点圏に走者を背負った状況で、柳田との3度目の勝負を迎えた。

 カウント2-1から低めのフォークを空振りした柳田だったが、次の同じボールは見送り。さらに6球目のフォークをファウルにすると、4球連続で続いた山本の決め球が高めに浮いたのを見逃さなかった。

 乾いた音を響かせ、すさまじい勢いで打球がライト後方へ飛んでいく。柳田の持ち味である、抜群の選球眼から試合の均衡を破るタイムリー二塁打が生まれた。
 
 続く中村晃に2ランが飛び出してスコアは3対0となり試合も事実上、決着。ともに持ち味を出し切った末の勝負を制した柳田が、チームの勝利を呼び込んだ。
 
 思えば、平成の時代は「野茂英雄対清原和博」や「イチロー対松坂大輔」がファンを魅了した。同じように、あらゆる球種が最高レベルにある山本と、抜群の選球眼から規格外の飛距離を生み出す柳田の勝負は息を呑むほど見応えがあった。それこそ、「令和の名勝負」として語り継がれる可能性を感じさせるほどに。

文●藤原彬

著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。

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