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プロ野球

【日本ハムの開幕1ヵ月診断】超貧打線の原因は「2番・大田」にこだわる栗山采配?数少ない救いは4番・中田の覚醒

出野哲也

2020.07.21

●今後の展望&キーマン
・「2番打者」の捉え方の再構築

 不可解なのは、栗山英樹監督が「2番・大田泰示」に固執している(27試合中19試合)点だ。長打はあっても四球が少ないので出塁率が低く、昨年もリーグワーストの22併殺打だった大田は5~6番が適任だろう。しかも早打ち傾向なので、1番の西川遥輝も盗塁しづらいとあって、2番に入れるのは大田にも西川にもメリットがない。しかも今季は肝心の打撃も不振なので、ますます西川と3番の近藤健介のつながりを断ち切っている。
 
 その近藤が2番なら、粘り強くボールを見るから西川も走りやすく、一・二塁間が空き、近藤自身のヒットゾーンも広がる。どう考えても近藤のほうが適任だ。“2番最強”理論は間違いではないが、そこに据えるべき選手の選択を誤っては機能するはずもなく、見直しは必須だ。

文●出野哲也

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