●5位 柴田勲(元巨人)
2208試合 2018安打 打率.267 194本塁打 708打点 579盗塁 OPS.747
通算579盗塁はセ・リーグ記録で、V9巨人の核弾頭として日本一に貢献し続けた。盗塁王6度もセ・リーグ最多で、赤い手袋をはめて颯爽と塁上を駆け回る姿は人気が高かった。打率3割は1度もないが、これには投高打低時代の影響が大きく、打率ベスト10には3度名を連ねている。なお余談だが、3番・長嶋茂雄、5番・王貞治の“ON砲”に挟まれて1試合だけ4番を打ったことがある。
●6位 与那嶺要(元巨人ほか)
1219試合 1337安打 打率.311 82本塁打 482打点 163盗塁 OPS.831
8度のリーグ優勝、4度の日本一に輝いた50年代巨人のリードオフマン。ハワイ出身の日系人で、首位打者3度の打撃もさることながら、アメフトで培った俊足や、本場仕込みのスライディングやセーフティーバントで“走塁革命”を起こし、日本球界に多大な貢献を成した。通算ホームスチール11回は歴代最多。
●7位 大石大二郎(元近鉄)
1892試合 1824安打 打率.274 148本塁打 654打点 415盗塁 OPS.749
83年に60盗塁を記録し、それまで13年連続で盗塁王を獲得していた福本からキングの座をもぎ取った。その年も含めて盗塁王を計4度獲得し、93年には史上最年長タイの34歳で戴冠。身長166センチと小柄ながら近鉄の選手らしくパワーも備え、84年には29本塁打&46盗塁とあわや30-30にあと一歩まで迫った。
●8位 高橋慶彦(元広島ほか)
1722試合 1826安打 打率.280 163本塁打 604打点 477盗塁 OPS.749
俊足巧打の赤ヘル打線のトップバッター。コンスタントに3割を残せる安定した打撃で、79年に日本記録の33試合連続安打を放っている。83~86年には4年連続20本塁打とパンチ力もあった。通算477盗塁は歴代5位で、盗塁王も3度獲得しているが、通算206盗塁死は歴代2位と失敗も多かった。
●9位 イチロー(元オリックスほか)
951試合 1278安打 打率.353 118本塁打 529打点 199盗塁 OPS.943 ※NPB通算成績
94年に彗星のごとく現れ、1番を務めて当時歴代最多のシーズン210安打を放った安打製造機。「四球をあまり選ばない」と言われるが、安打での出塁が多いため最高出塁率は5度獲得している。言わずと知れた俊足でまさに理想の1番だが、オリックスで1番を務めたのはわずか2年半ほどだった。
●10位 松永浩美(元阪急ほか)
1816試合 1904安打 打率.293 203本塁打 855打点 239盗塁 OPS.837
1番での出場試合が576試合とやや少ないが、シーズン20本塁打&20盗塁を3度記録するなど打てて走れるリードオフマンとして活躍。だが、最大の強みは出塁能力。出塁率4割以上を4度記録し、常に打率より1割近い出塁率を維持していた。89年には96四球、出塁率.431で最高出塁率のタイトルも獲得した。
文●筒居一孝(SLUGGER編集部)
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2208試合 2018安打 打率.267 194本塁打 708打点 579盗塁 OPS.747
通算579盗塁はセ・リーグ記録で、V9巨人の核弾頭として日本一に貢献し続けた。盗塁王6度もセ・リーグ最多で、赤い手袋をはめて颯爽と塁上を駆け回る姿は人気が高かった。打率3割は1度もないが、これには投高打低時代の影響が大きく、打率ベスト10には3度名を連ねている。なお余談だが、3番・長嶋茂雄、5番・王貞治の“ON砲”に挟まれて1試合だけ4番を打ったことがある。
●6位 与那嶺要(元巨人ほか)
1219試合 1337安打 打率.311 82本塁打 482打点 163盗塁 OPS.831
8度のリーグ優勝、4度の日本一に輝いた50年代巨人のリードオフマン。ハワイ出身の日系人で、首位打者3度の打撃もさることながら、アメフトで培った俊足や、本場仕込みのスライディングやセーフティーバントで“走塁革命”を起こし、日本球界に多大な貢献を成した。通算ホームスチール11回は歴代最多。
●7位 大石大二郎(元近鉄)
1892試合 1824安打 打率.274 148本塁打 654打点 415盗塁 OPS.749
83年に60盗塁を記録し、それまで13年連続で盗塁王を獲得していた福本からキングの座をもぎ取った。その年も含めて盗塁王を計4度獲得し、93年には史上最年長タイの34歳で戴冠。身長166センチと小柄ながら近鉄の選手らしくパワーも備え、84年には29本塁打&46盗塁とあわや30-30にあと一歩まで迫った。
●8位 高橋慶彦(元広島ほか)
1722試合 1826安打 打率.280 163本塁打 604打点 477盗塁 OPS.749
俊足巧打の赤ヘル打線のトップバッター。コンスタントに3割を残せる安定した打撃で、79年に日本記録の33試合連続安打を放っている。83~86年には4年連続20本塁打とパンチ力もあった。通算477盗塁は歴代5位で、盗塁王も3度獲得しているが、通算206盗塁死は歴代2位と失敗も多かった。
●9位 イチロー(元オリックスほか)
951試合 1278安打 打率.353 118本塁打 529打点 199盗塁 OPS.943 ※NPB通算成績
94年に彗星のごとく現れ、1番を務めて当時歴代最多のシーズン210安打を放った安打製造機。「四球をあまり選ばない」と言われるが、安打での出塁が多いため最高出塁率は5度獲得している。言わずと知れた俊足でまさに理想の1番だが、オリックスで1番を務めたのはわずか2年半ほどだった。
●10位 松永浩美(元阪急ほか)
1816試合 1904安打 打率.293 203本塁打 855打点 239盗塁 OPS.837
1番での出場試合が576試合とやや少ないが、シーズン20本塁打&20盗塁を3度記録するなど打てて走れるリードオフマンとして活躍。だが、最大の強みは出塁能力。出塁率4割以上を4度記録し、常に打率より1割近い出塁率を維持していた。89年には96四球、出塁率.431で最高出塁率のタイトルも獲得した。
文●筒居一孝(SLUGGER編集部)
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