球団も危機感を抱いたのか、昨年のドラフトでは1~5位でいずれも高校生を指名する大胆な方針転換を敢行して話題を呼んだ。中でも、入団会見で「(ホームランを)40本以上打ちたい」と語った井上にかかる期待は大きい。野手は若手の人数がとりわけ少なく、長距離砲系は皆無に近いからだ。その期待に応えるように、井上はファームでさっそく持ち前の長打力を発揮しているが、ボールの見極めなどまだ課題も多い。
投手の西純や及川も随所に優れた資質を見せているものの、現在は体作りも並行しながらの段階で、こちらもまだ熟成期間が必要。俊足強肩が魅力の小幡が先日、一軍デビューを果たしたが、彼に続く若手の台頭はしばらく先のことになりそうだ。
世代交代を促進するためには、まず若手の絶対数を増やしていくことが求められる。これまで即戦力ドラフトが続いたことの反動なのでやむを得ない部分もあるが、本来は高校生偏重のドラフトはリスクも大きい。今後は適度にバランスを取りながら、長期計画に立って新旧交代を進めていきたい。
構成●SLUGGER編集部
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投手の西純や及川も随所に優れた資質を見せているものの、現在は体作りも並行しながらの段階で、こちらもまだ熟成期間が必要。俊足強肩が魅力の小幡が先日、一軍デビューを果たしたが、彼に続く若手の台頭はしばらく先のことになりそうだ。
世代交代を促進するためには、まず若手の絶対数を増やしていくことが求められる。これまで即戦力ドラフトが続いたことの反動なのでやむを得ない部分もあるが、本来は高校生偏重のドラフトはリスクも大きい。今後は適度にバランスを取りながら、長期計画に立って新旧交代を進めていきたい。
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