■得点圏打率
1.村上宗隆(ヤクルト) .3518
2.近本光司(阪神) .3516
3.岡本和真(巨人) .347
村上は勝負強さを発揮しただけでなく、得点圏での出塁率は5割越え(.514)とチャンス拡大の役割も果たした。打点王を手にした岡本は得点圏でリーグ最多の12本塁打を放ち、OPS1.143もリーグベストとまさしく四番の働き。一方、田中広輔(広島)は唯一の打率1割台(.167)に沈み、得点圏ではプロ入りから7年連続で打率ダウン。
■内野安打
1.近本光司(阪神) 26本
2.大島洋平(中日) 19本
3.京田陽太(中日) 17本
トップ3は昨年と同じ顔ぶれで順位も同じ。近本は2年連続の盗塁王の俊足を武器に内野安打を量産。3年連続ベスト3入りの大島も、これらを最多安打のタイトル獲得の肥やしとした。プロ入り以来3年連続で続けていた2ケタ盗塁が今季は途切れた京田だが、変わらず内野安打は多く、リーグ最多の7三塁打を放つなどスピードは健在。右打者ではエスコバー(ヤクルト)の16本が最多だった。
■盗塁成功率(10盗塁以上)
1.塩見泰隆(ヤクルト) 86.7%
2.松原聖弥(巨人) 85.7%
3.堂林翔太(広島) 81.0%
塩見はわずか43試合で13盗塁を稼いで失敗は2つだけ。松原も、86試合で12盗塁(失敗2)と長所をアピールして後半戦から2番・ライトの座を勝ち取った。打撃復調の堂林は自己最多の17盗塁もマーク。一方、梶谷隆幸(DeNA)は3年ぶりに2ケタ盗塁(14)に乗せたが、成功率63.6%はリーグワーストだった。
■補殺(外野手)
1.鈴木誠也(広島) 8
2.青木宣親(ヤクルト) 6
2.佐野恵太(DeNA) 6
2017年以降の鈴木は10(リーグ1位)→8(2位)→6(2位タイ)と毎年多くの走者を刺して、今季は2度目の最多となった。昨季に続いて2位の青木は、9年ぶりにゴールデン・グラブ賞を獲得。前年は10補殺の近本は1位から陥落したが、それでも4位タイの5補殺で貢献した。
文●藤原彬
【著者プロフィール】
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。
1.村上宗隆(ヤクルト) .3518
2.近本光司(阪神) .3516
3.岡本和真(巨人) .347
村上は勝負強さを発揮しただけでなく、得点圏での出塁率は5割越え(.514)とチャンス拡大の役割も果たした。打点王を手にした岡本は得点圏でリーグ最多の12本塁打を放ち、OPS1.143もリーグベストとまさしく四番の働き。一方、田中広輔(広島)は唯一の打率1割台(.167)に沈み、得点圏ではプロ入りから7年連続で打率ダウン。
■内野安打
1.近本光司(阪神) 26本
2.大島洋平(中日) 19本
3.京田陽太(中日) 17本
トップ3は昨年と同じ顔ぶれで順位も同じ。近本は2年連続の盗塁王の俊足を武器に内野安打を量産。3年連続ベスト3入りの大島も、これらを最多安打のタイトル獲得の肥やしとした。プロ入り以来3年連続で続けていた2ケタ盗塁が今季は途切れた京田だが、変わらず内野安打は多く、リーグ最多の7三塁打を放つなどスピードは健在。右打者ではエスコバー(ヤクルト)の16本が最多だった。
■盗塁成功率(10盗塁以上)
1.塩見泰隆(ヤクルト) 86.7%
2.松原聖弥(巨人) 85.7%
3.堂林翔太(広島) 81.0%
塩見はわずか43試合で13盗塁を稼いで失敗は2つだけ。松原も、86試合で12盗塁(失敗2)と長所をアピールして後半戦から2番・ライトの座を勝ち取った。打撃復調の堂林は自己最多の17盗塁もマーク。一方、梶谷隆幸(DeNA)は3年ぶりに2ケタ盗塁(14)に乗せたが、成功率63.6%はリーグワーストだった。
■補殺(外野手)
1.鈴木誠也(広島) 8
2.青木宣親(ヤクルト) 6
2.佐野恵太(DeNA) 6
2017年以降の鈴木は10(リーグ1位)→8(2位)→6(2位タイ)と毎年多くの走者を刺して、今季は2度目の最多となった。昨季に続いて2位の青木は、9年ぶりにゴールデン・グラブ賞を獲得。前年は10補殺の近本は1位から陥落したが、それでも4位タイの5補殺で貢献した。
文●藤原彬
【著者プロフィール】
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。