【野手】
●鈴木大地
[試合]120[打数]478[打率].295
[本塁打]4[打点]55[OPS].744[盗塁]1
評価:よくできました(A)
新天地でも例年通りの全試合出場を果たし、安定感ある活躍。開幕戦の決勝打で通算1000安打を飾ると、8月は球団月間記録の41安打を放ち、打率は自己ベストを更新。三塁手としては初のベストナインとゴールデン・グラブにも選ばれた。
★打のMVP★
●浅村栄斗
[試合]120[打数]432[打率].280
[本塁打]32[打点]104[OPS].969[盗塁]1
評価:よくできました(A)
序盤戦は打撃三冠も狙えるほど絶好調で、短縮シーズンでありながら2年ぶりに30本塁打&100打点をクリア。初の本塁打王に加え、二塁手で5度目のベストナインにも輝いた。お立ち台回数は14回と、勝負強い打撃でチームを牽引した。
●島内宏明
[試合]114[打数]406[打率].281
[本塁打]8[打点]53[OPS].755[盗塁]9
評価:よくできました(A)
面白コメントが話題を呼ぶ中、4年連続で規定打席をクリア。開幕5番で始まった打順は今年も4番を任されるなどさすがの仕事人ぶりを発揮。取得した国内FA権を封印し、4年契約を結んだ。
●小深田大翔
[試合]112[打数]378[打率].288
[本塁打]3[打点]31[OPS].745[盗塁]17
評価:よくできました(A)
俊足好守のドラ1は打撃でも活躍。チーム最多17盗塁に打率はリーグ6位、球団新人記録の複数安打34回も樹立した。OPSは大阪ガスの先輩・近本光司(阪神)の1年目.689を超える数字で、新人王投票では僅差の2位に。
●ロメロ
[試合]103[打数]356[打率].272
[本塁打]24[打点]63[OPS].893[盗塁]0
評価:よくできました(A)
昨年は3度離脱したが、今年はシーズン完走。7月22日のオリックス戦で史上14人目の全12球団本塁打を達成するなど、24本塁打&OPS.893はいずれもリーグ5位と打棒を発揮した。好走塁も光り、9月26日の西武戦では投安打で一塁から三塁を陥れたことも。
●茂木栄五郎
[試合]73[打数]276[打率].301
[本塁打]7[打点]33[OPS].852[盗塁]8
評価:がんばりましょう(D)
主将に就任した今季は右肩や右ふくらはぎを痛めながらも快音を飛ばし、8月14日の西武戦では2打席連発を含む6打点の大活躍。しかし、9月下旬に腰痛で戦線を離れて自己最少の試合数に終わり、「悔いが残る」。
●田中和基
[試合]80[打数]254[打率].240
[本塁打]8[打点]25[OPS].687[盗塁]6
評価:がんばりましょう(D)
9月5日のオリックス戦で2本塁打を放ち、2年ぶりに本拠地のお立ち台に登壇した。守備ではホームランキャッチも。昨年より成績を上げたとはいえ、2018年新人王の力はまだこんなものじゃないはず。
●辰己涼介
[試合]104[打数]251[打率].223
[本塁打]8[打点]28[OPS].664[盗塁]11
評価:がんばりましょう(D)
2年目は出場機会を減らし、送球を地面に叩きつけるミスを犯すなど失策数も2→5個と「守備の人」らしからぬ面も。10月3日のオリックス戦では京セラドームの不規則なバウンドもあってランニング本塁打を記録したが、安定感に欠けた。
●銀次
[試合]88[打数]212[打率].236
[本塁打]0[打点]23[OPS].586[盗塁]3
評価:ガッカリです(E)
生涯打率.292を誇る三陸想いのコンタクトヒッターが、3年契約の1年目で大不振。トレードマークの猛打賞は10月まで待たねばならず、代打を送られる場面が7打席もあった。
●太田光
[試合]67[打数]130[打率].200
[本塁打]2[打点]16[OPS].624[盗塁]0
評価:がんばりましょう(D)
開幕戦を含む67試合出場は捕手でチーム最多。盗塁阻止率は.333でリーグ1位(20盗塁施行)と強肩も光った。ただ、打撃では7月以降に打率.106と低迷。嶋基宏(ヤクルト)退団による重圧は想像以上だった?
●ブラッシュ
[試合]37[打数]119[打率].235
[本塁打]2[打点]18[OPS].714[盗塁]1
評価:ガッカリです(E)
来日1年目で33発を量産したスラッガーも、今年は大スランプに陥った。本塁打数は6月の練習試合で放った数(3本)よりも少ない2本に終わり、OPSも200ポイント以上も下降。オフに退団が決まった。
【監督】
三木肇
55勝57敗8分 勝率.491(4位) 得失点差+35(2位)
評価:がんばりましょう(D)
小深田を1番・遊撃に抜擢した起用は光ったものの、チーム防御率は前年3.74から4.19へ後退。1点差試合で11勝15敗、逆転負けも12球団最多32回を数えるなど、「バッテリーを中心とした守りの野球」は掛け声倒れに終わった。
文●eagleshibakawa
【著者プロフィール】
信州上田在住。故郷の戦国武将・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える市井の野球好き。野村ID野球に感化され、2009年から様々なデータを集計しながら楽天を定点観測し、気づいたことをSNSなどで発信。
●鈴木大地
[試合]120[打数]478[打率].295
[本塁打]4[打点]55[OPS].744[盗塁]1
評価:よくできました(A)
新天地でも例年通りの全試合出場を果たし、安定感ある活躍。開幕戦の決勝打で通算1000安打を飾ると、8月は球団月間記録の41安打を放ち、打率は自己ベストを更新。三塁手としては初のベストナインとゴールデン・グラブにも選ばれた。
★打のMVP★
●浅村栄斗
[試合]120[打数]432[打率].280
[本塁打]32[打点]104[OPS].969[盗塁]1
評価:よくできました(A)
序盤戦は打撃三冠も狙えるほど絶好調で、短縮シーズンでありながら2年ぶりに30本塁打&100打点をクリア。初の本塁打王に加え、二塁手で5度目のベストナインにも輝いた。お立ち台回数は14回と、勝負強い打撃でチームを牽引した。
●島内宏明
[試合]114[打数]406[打率].281
[本塁打]8[打点]53[OPS].755[盗塁]9
評価:よくできました(A)
面白コメントが話題を呼ぶ中、4年連続で規定打席をクリア。開幕5番で始まった打順は今年も4番を任されるなどさすがの仕事人ぶりを発揮。取得した国内FA権を封印し、4年契約を結んだ。
●小深田大翔
[試合]112[打数]378[打率].288
[本塁打]3[打点]31[OPS].745[盗塁]17
評価:よくできました(A)
俊足好守のドラ1は打撃でも活躍。チーム最多17盗塁に打率はリーグ6位、球団新人記録の複数安打34回も樹立した。OPSは大阪ガスの先輩・近本光司(阪神)の1年目.689を超える数字で、新人王投票では僅差の2位に。
●ロメロ
[試合]103[打数]356[打率].272
[本塁打]24[打点]63[OPS].893[盗塁]0
評価:よくできました(A)
昨年は3度離脱したが、今年はシーズン完走。7月22日のオリックス戦で史上14人目の全12球団本塁打を達成するなど、24本塁打&OPS.893はいずれもリーグ5位と打棒を発揮した。好走塁も光り、9月26日の西武戦では投安打で一塁から三塁を陥れたことも。
●茂木栄五郎
[試合]73[打数]276[打率].301
[本塁打]7[打点]33[OPS].852[盗塁]8
評価:がんばりましょう(D)
主将に就任した今季は右肩や右ふくらはぎを痛めながらも快音を飛ばし、8月14日の西武戦では2打席連発を含む6打点の大活躍。しかし、9月下旬に腰痛で戦線を離れて自己最少の試合数に終わり、「悔いが残る」。
●田中和基
[試合]80[打数]254[打率].240
[本塁打]8[打点]25[OPS].687[盗塁]6
評価:がんばりましょう(D)
9月5日のオリックス戦で2本塁打を放ち、2年ぶりに本拠地のお立ち台に登壇した。守備ではホームランキャッチも。昨年より成績を上げたとはいえ、2018年新人王の力はまだこんなものじゃないはず。
●辰己涼介
[試合]104[打数]251[打率].223
[本塁打]8[打点]28[OPS].664[盗塁]11
評価:がんばりましょう(D)
2年目は出場機会を減らし、送球を地面に叩きつけるミスを犯すなど失策数も2→5個と「守備の人」らしからぬ面も。10月3日のオリックス戦では京セラドームの不規則なバウンドもあってランニング本塁打を記録したが、安定感に欠けた。
●銀次
[試合]88[打数]212[打率].236
[本塁打]0[打点]23[OPS].586[盗塁]3
評価:ガッカリです(E)
生涯打率.292を誇る三陸想いのコンタクトヒッターが、3年契約の1年目で大不振。トレードマークの猛打賞は10月まで待たねばならず、代打を送られる場面が7打席もあった。
●太田光
[試合]67[打数]130[打率].200
[本塁打]2[打点]16[OPS].624[盗塁]0
評価:がんばりましょう(D)
開幕戦を含む67試合出場は捕手でチーム最多。盗塁阻止率は.333でリーグ1位(20盗塁施行)と強肩も光った。ただ、打撃では7月以降に打率.106と低迷。嶋基宏(ヤクルト)退団による重圧は想像以上だった?
●ブラッシュ
[試合]37[打数]119[打率].235
[本塁打]2[打点]18[OPS].714[盗塁]1
評価:ガッカリです(E)
来日1年目で33発を量産したスラッガーも、今年は大スランプに陥った。本塁打数は6月の練習試合で放った数(3本)よりも少ない2本に終わり、OPSも200ポイント以上も下降。オフに退団が決まった。
【監督】
三木肇
55勝57敗8分 勝率.491(4位) 得失点差+35(2位)
評価:がんばりましょう(D)
小深田を1番・遊撃に抜擢した起用は光ったものの、チーム防御率は前年3.74から4.19へ後退。1点差試合で11勝15敗、逆転負けも12球団最多32回を数えるなど、「バッテリーを中心とした守りの野球」は掛け声倒れに終わった。
文●eagleshibakawa
【著者プロフィール】
信州上田在住。故郷の戦国武将・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える市井の野球好き。野村ID野球に感化され、2009年から様々なデータを集計しながら楽天を定点観測し、気づいたことをSNSなどで発信。