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高校野球

【センバツで"見るべき"10名のドラフト候補生】大注目は本格派の片鱗を見せる小園健太。双璧は…〈SLUGGER〉

西尾典文

2021.02.06

■松浦慶斗[投手・大阪桐蔭高]
(まつうら・けいと/左投左打)
将来像:石田健大(DeNA)
 逸材揃いのチームでも早くから大器と評判のサウスポー。高校生の大型左腕らしい粗さがあまりなく、バランスの良いフォームが最大の魅力だ。一方で投球が単調になってとらえられるケースも目立ち、ペース配分などに課題が残る。将来のことを考えると上手さやまとまりよりも、まずは体格とスケールに見合ったボールをどこまで続けて投げられるかという点に注目したい。
タイプ診断:#先発タイプ #完成度

■達孝太[投手・天理高]
(たつ・こうた/右投右打)
将来像:石川歩(ロッテ)
 193㎝の長身で日本人離れしたスケールが魅力の右腕。秋の時点でのスピードは140キロ前後とまだまだ物足りないが、大型の割に器用で低めに変化球を集める投球は安定感がある。身長を考えると体が出来上がるのはまだまだ先のように見えるが、どこまで力強さが加わってくるかに注目したい。
タイプ診断:#器用 #ボールの角度◎
 
■木村大成[投手・北海高]
(きむら・たいせい/左投左打)
将来像:田嶋大樹(オリックス)
 昨年秋の内容は出場校中のエースでもナンバーワン。少しスリークォーター気味の腕の振りで、コーナーいっぱいに130キロ台後半のストレートを集め、緩急の使い方も上手い。勝てる投球ができることは証明しただけに、冬の間にどこまでボール自体の力を上げられているかに注目だ。
タイプ診断:#まとまり◎

■高木翔斗[捕手・県岐阜商高]
(たかぎ・しょうと/右投右打)
将来像:炭谷銀仁朗(巨人)
 捕手では今大会最注目の存在。1年春から公式戦でマスクをかぶり、経験値の高さは世代でもナンバーワン。大型だが地肩の強さだけに頼らず足を使って投げられ、状況に応じたバッティングができるのも長所。スイング、スローイングにさらにキレが出てくるかという点と、異なるタイプの投手の良さをどこまで引き出せるかがカギとなりそうだ。
タイプ診断:#強肩強打
 

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