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プロ野球

【2021ドラフト展望:オリックス】黄金期構築の成否はこのドラフトにあり!中でも次代のスラッガー候補獲得が急務<SLUGGER>

シュバルベ

2021.10.07

 投手陣についても、先発陣のクオリティは確かに高いが、次世代のエース候補とまで呼べるのは昨年のドラフト1位で入団した山下舜平大くらい。野手陣と同じように、全体としては手薄な印象は否めない。このため、高校生投手でも早期に一軍先発登板を期待できる小園健太(市和歌山高)も狙いたいところだが、他球団の状況を見ても阪口との両取りはほぼ不可能だろう。ここは野手陣の状況を優先し、投手に関してはさらにポイントを絞るべきだ。

 そこで年齢別分布を見ると、22歳以下の左腕がほとんどいない(支配下選手は宮城のみ)ことに気付かされる。しかも、今年は大学生や社会人に魅力的な左腕が多い。特に先発・リリーフ両にらみで起用できそうな投手を狙うべきだろう。
 
 1位で阪口を外した場合は、山田龍聖(JR東日本)や黒原拓未(関西学院大)に狙いを切り替えるのも手だ。中位で桐敷拓馬(新潟医療福祉大)を指名するのもアリ。いずれも落ちるボールを得意とし、三振奪取能力が高い投手。リリーフ起用なら1年目から一軍の枠に入ってくる力が十分ある。

 若い力が躍動しているオリックスにとって、今年のドラフトの成否が2~3年後に黄金期を迎えられるかどうかの分岐点になってくる。他球団に劣る層の薄さを改善し、レベルの高いパ・リーグにおいて長く優勝争いできるチームを作りたい。

【表】オリックス ポジション別年齢分布

文●シュバルベ

【著者プロフィール】
オリックス・バファローズと東京ヤクルトスワローズのファン。卒業してから足を運んだ東京六大学野球で東大の勝ちを見届け、アマチュア野球"沼"にも片足突っ込んでしまった野球好き。Twitter IDは「@love_uni31」。
 

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