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プロ野球

【球団別最高球速男|パ】大谷、千賀、伊良部…球史を代表する豪腕がずらり。160キロ未到達のチームは果たして <SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.01.02

 楽天・ロッテ・オリックスの3球団は160キロの大台達成者はまだ不在。もっとも、伊良部が当時残したインパクトは絶大だった。

 時は遡り、1993年5月3日。西武の4番・清原和博と対戦した伊良部は当時の日本記録となる158キロをマークした。2人の対決は、野茂英雄(近鉄)と清原の対決と並んでプロ野球界最高のマッチアップとして大きな注目を浴びた。伊良部は「160キロ宣言」で迎えた翌94年のオールスターでは、今度は松井秀喜(巨人)に対して159キロを計測した。 
 
 9年後、その伊良部の日本記録に並んだのが、オリックスの守護神・山口和男だった。それまでも157キロを3度計測していた右腕は02年7月29日のダイエー戦で、松中信彦との対戦で158キロをマーク。これは長らく球団記録として君臨していたが、昨シーズンに中継ぎ右腕のバルガスがCSで159キロを計測し、19年ぶりに塗り替えている。 

 楽天の球団最速男は、入団からわずか1か月後に記録を樹立した。2014年6月に加入した救援右腕クルーズは、7月23日西武戦の浅村栄斗の打席で159キロをマーク。本人は、アメリカでは164キロを計測したことがあると語っていたが、15年までの在籍で「大台」を突破することはなかった。

構成●SLUGGER編集部 
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