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プロ野球

【球団別最高球速男|セ】21年だけで3球団が新記録樹立! “大谷超え”のビエイラは直前から7キロも球速アップ<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.01.01

 彼ら3人と同じように、中日の最速記録保持者も外国人クローザーのR・マルティネスが保持。2020年8月13日にジョエリー・ロドリゲスに並ぶ159キロを計測すると、その2日後に中日初の160キロの大台を突破。そして、10月2日の敵地DeNA戦で自己記録を更新する161キロをマークしている。

 現在はロッテに在籍する国吉佑樹が19年にベイスターズの球団最速となる160キロを計測したのも横浜スタジアムだった。 
 
 日本人投手による160キロ超えは、実は国吉を含めて5人しかいない。大谷翔平、藤浪、千賀滉大(ソフトバンク)、そして"初代"の佐藤だ。仙台育英高では甲子園最速(当時)の155キロをマークした右腕は、プロでも入団3年目に最速記録を打ち立てた。10年8月26日横浜戦の5回、スレッジの打席で日本人最速の161キロを叩き出したのだ。 

 もっとも、このイニングで投じたストレートは156キロが3球、155キロが3球、154キロが2球。今季のビエイラと同じように1球だけ急上昇しての大台到達だったが、もちろん今でも球団記録として残っている。 

構成●SLUGGER編集部 
 
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