■三塁手 村上宗隆(19歳/2019年/ヤクルト)
143試合 118安打36本塁打 96打点 打率.231/OPS.814
新人王を獲得した中西太(52年/西鉄)の本格開花は20歳になった2年目から。1年目は打率.281、12本塁打とまだまだで、10代ベストナインには村上の方がふさわしいだろう。
■遊撃手 豊田泰光(18歳/1953年/西鉄)
134試合 113安打27本塁打 59打点 打率.281/OPS.874
二塁で言及したように立浪も候補だったが、こちらは守備や走塁技術の評価が高かった一方、打率.223と打撃はイマイチ。逆に豊田は45失策を犯すなど守備は落第だったが、27本塁打の新人記録(当時)を樹立するなど、とにかく打撃ではずば抜けていた。
■外野手 張本勲(19歳/1959年/東映)
125試合 115安打13本塁打 57打点 10盗塁 打率.275/OPS.765
■外野手 松井秀喜(19歳/1993年/巨人)
57試合 41安打11本塁打 27打点 打率.223/OPS.747
■外野手 並木輝男(18歳/1957年/阪神)
98試合 75安打8本塁打 32打点 12盗塁 打率.250/OPS.700
高卒1年目野手の新人王は6人いるが、そのうち外野手は張本ただ一人。その張本はまず確定として、2人目に選んだのは松井だ。後年の活躍を考えるといかにも数字が物足りなく見えるが、実は11本塁打はセ・リーグの高卒新人記録。他には2ケタ本塁打達成者すらいないことを考えれば、やはりゴジラはルーキーイヤーから凄かったのだ。
3人目は現在エンジェルスで大活躍中の大谷翔平(13年/日本ハム)と迷ったが、並木を選んだ。並木はセ・リーグ史上初の高卒新人開幕スタメンを勝ち取った男で、8本塁打も松井の前のリーグ高卒新人記録。また、強肩を生かした守備や俊足も魅力だった。
文●筒居一孝(SLUGGER編集部)
【PHOTO】マウンドで涙も…。“平成の怪物”松坂大輔のラストピッチングを厳選ショットで振り返る
143試合 118安打36本塁打 96打点 打率.231/OPS.814
新人王を獲得した中西太(52年/西鉄)の本格開花は20歳になった2年目から。1年目は打率.281、12本塁打とまだまだで、10代ベストナインには村上の方がふさわしいだろう。
■遊撃手 豊田泰光(18歳/1953年/西鉄)
134試合 113安打27本塁打 59打点 打率.281/OPS.874
二塁で言及したように立浪も候補だったが、こちらは守備や走塁技術の評価が高かった一方、打率.223と打撃はイマイチ。逆に豊田は45失策を犯すなど守備は落第だったが、27本塁打の新人記録(当時)を樹立するなど、とにかく打撃ではずば抜けていた。
■外野手 張本勲(19歳/1959年/東映)
125試合 115安打13本塁打 57打点 10盗塁 打率.275/OPS.765
■外野手 松井秀喜(19歳/1993年/巨人)
57試合 41安打11本塁打 27打点 打率.223/OPS.747
■外野手 並木輝男(18歳/1957年/阪神)
98試合 75安打8本塁打 32打点 12盗塁 打率.250/OPS.700
高卒1年目野手の新人王は6人いるが、そのうち外野手は張本ただ一人。その張本はまず確定として、2人目に選んだのは松井だ。後年の活躍を考えるといかにも数字が物足りなく見えるが、実は11本塁打はセ・リーグの高卒新人記録。他には2ケタ本塁打達成者すらいないことを考えれば、やはりゴジラはルーキーイヤーから凄かったのだ。
3人目は現在エンジェルスで大活躍中の大谷翔平(13年/日本ハム)と迷ったが、並木を選んだ。並木はセ・リーグ史上初の高卒新人開幕スタメンを勝ち取った男で、8本塁打も松井の前のリーグ高卒新人記録。また、強肩を生かした守備や俊足も魅力だった。
文●筒居一孝(SLUGGER編集部)
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