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MLB

日米で『審判の名前』がトレンド入り。白井球審に勝る(?)“最悪の審判”エンジェル・ヘルナンデスがまたも炎上

THE DIGEST編集部

2022.04.26

「他の仕事を探した方がいい」とキンズラー(左)に提言されたのは記憶に新しい。(C)Getty Images

「他の仕事を探した方がいい」とキンズラー(左)に提言されたのは記憶に新しい。(C)Getty Images

 メジャーリーグ中継は日本と異なり、ほぼすべての試合でストライクゾーンが常に表示されているため、ファンも一目でストライク/ボールを知ることができる。それゆえ、ヘルナンデスのミスは一発で丸分かりとなり、25日の試合では判定の正確率は85.3%。MLB平均がおおむね92%前後なのでかなり低い数字であり、19球でミスジャッジがあった。

 0対1で9回裏のフィリーズの攻撃、1死からカイル・シュワーバーがフルカウントから低めを見極めて四球……かと思いきや、判定はストライクで三振。確かにアウトローの取られてもおかしくはない球ではあるが、実際はゾーンから外れていた。この日は見逃し三振が計6個あり、いずれもストライクゾーン外をストライクとされてのもの。サヨナラの好機を不意にされたシュワーバーは、バットとヘルメットを地面に叩きつけて大激昂した。

【動画】誤審だらけシュワーバーもぶち切れ! ミスジャッジがこれだ
 
 ヘルナンデス球審の“悪行”はホームプレート後ろだけにとどまらない。2016~18年に一塁塁審を務めた際はその判定を巡って計18回チャレンジをされ、何と14回が覆っている。昨年も外野に飛んだ打球が落下したにもかかわらずキャッチと判定(その後取り消されたが)、試合の流れを大きく変える行為でまたも炎上している。

 2017年、当時デトロイト・タイガースに在籍していた名二塁手のイアン・キンズラーはヘルナンデスに対し「他の仕事を探した方がいい。ベースボールを無茶苦茶にしている」と言い放った。あれから5年が経つが、ヘルナンデスは現役続行(キンズラーは引退)しているものの、残念ながら悪名はさらに浸透している感もある。

 御年60歳の“迷審判”エンジェル・ヘルナンデスは今後、正確なジャッジへと改善することはできるのだろうか。選手も、監督も、ファンも全員が祈るばかりである。

構成●THE DIGEST編集部

 
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