【投手】
●防御率 ※20イニング以上
1.ガンケル(阪神) 0.00
2.西勇輝(阪神) 0.66
3.高橋宏斗(中日) 0.84
ガンケルは3試合とも日曜日の甲子園に登板し、20イニングを無失点。奪三振は少ないが、ゴロを打たせる丁寧な投球が際立つ。6月は防御率5.94と不振だった西勇も、27.1回で自責点2と復調。シーズン通算の防御率はチームメイトの青柳晃洋に次いでリーグ2位につけている。高橋は29日の広島戦で8回途中までノーヒッターの快投。勝ち星には恵まれていないが、高卒2年目とは思えない投球を続けている。
●勝利
1.西勇輝(阪神) 3
1.青柳晃洋(阪神) 3
1.伊藤将司(阪神) 3
1.森下暢仁(広島) 3
最大16あった阪神の借金帳消しに大きく貢献したのが先発投手陣。7月は西勇、青柳、伊藤が各3勝。防御率はそれぞれ0.66、1.00、1.17と3人とも抜群の投球内容で、伊藤は7月14日に対巨人戦2試合連続完封という偉業をやってのけた。開幕からいまひとつの投球が続いていた森下も、7月は4試合で3勝0敗、防御率2.28。再び三振が奪えるようになってきたことも好材料だ。
●奪三振
1.高橋宏斗(中日) 28
2.浜口遥大(DeNA) 24
2.森下暢仁(広島) 24
高橋は21.1投球回で28三振を奪い、9イニング平均では実に11.81。2位の浜口、森下はいずれも多くの三振を奪っているとはいえイニング数よりは少ない。平均150キロを超えるストレートと切れ味鋭いスプリットのコンビネーションは威力抜群で、昨季は二軍で0勝、防御率7点台に終わった投手とは思えない投球を披露している。
●投球回
1.森下暢仁(広島) 27.2
2.西勇輝(阪神) 27.1
2.浜口遥大(DeNA) 27.1
森下はシーズン通算でも126.2投球回でリーグ最多。昨季はリーグ2位の163.2回を投げ、東京五輪にも出場した。無尽蔵のスタミナには恐れ入るばかりだが、勤続疲労も懸念されるところではある。制球に課題を抱える浜口は、7月は27.1回で与四球わずか6つ。余計な走者を許さなかったことが長いイニングを可能にした。
●セーブ
1.岩崎優(阪神) 8
2.R・マルティネス(中日) 7
3.栗林良吏(広島) 5
3.山﨑康晃(DeNA) 5
昨季まで通算3セーブだった岩崎は7月8セーブ、前半戦だけで22セーブを稼ぎ、シーズン通算でもR・マルティネスと並んでリーグ3位タイ。1位のマクガフ(ヤクルト)とは3セーブ差で、タイトル奪取の可能性も十分ある。4月1日から28試合連続無失点を続けていたR・マルティネスは7月16日の阪神戦で3ヵ月半ぶりの失点。31日の広島戦でも1点を許したが、月間7セーブを稼いだ。
●ホールド
1.エスコバー(DeNA) 8
2.湯浅京己(阪神) 7
3.清水達也(中日) 7
昨年10月に通算100ホールドを達成したエスコバーは今季もフル回転。7月は今季2度目の3日連投もこなし、5年連続50試合登板も間近に迫っている。2位の2人は、いずれも今季初めて一軍に定着した同い年(1999年生まれ)の若手右腕。湯浅は3・4月から毎月きっちり7ホールドずつを稼ぎ、シーズン通算でもリーグトップに立っている。清水は6月に防御率9.45と乱れたが、見事に立ち直った。
構成●SLUGGER編集部
●防御率 ※20イニング以上
1.ガンケル(阪神) 0.00
2.西勇輝(阪神) 0.66
3.高橋宏斗(中日) 0.84
ガンケルは3試合とも日曜日の甲子園に登板し、20イニングを無失点。奪三振は少ないが、ゴロを打たせる丁寧な投球が際立つ。6月は防御率5.94と不振だった西勇も、27.1回で自責点2と復調。シーズン通算の防御率はチームメイトの青柳晃洋に次いでリーグ2位につけている。高橋は29日の広島戦で8回途中までノーヒッターの快投。勝ち星には恵まれていないが、高卒2年目とは思えない投球を続けている。
●勝利
1.西勇輝(阪神) 3
1.青柳晃洋(阪神) 3
1.伊藤将司(阪神) 3
1.森下暢仁(広島) 3
最大16あった阪神の借金帳消しに大きく貢献したのが先発投手陣。7月は西勇、青柳、伊藤が各3勝。防御率はそれぞれ0.66、1.00、1.17と3人とも抜群の投球内容で、伊藤は7月14日に対巨人戦2試合連続完封という偉業をやってのけた。開幕からいまひとつの投球が続いていた森下も、7月は4試合で3勝0敗、防御率2.28。再び三振が奪えるようになってきたことも好材料だ。
●奪三振
1.高橋宏斗(中日) 28
2.浜口遥大(DeNA) 24
2.森下暢仁(広島) 24
高橋は21.1投球回で28三振を奪い、9イニング平均では実に11.81。2位の浜口、森下はいずれも多くの三振を奪っているとはいえイニング数よりは少ない。平均150キロを超えるストレートと切れ味鋭いスプリットのコンビネーションは威力抜群で、昨季は二軍で0勝、防御率7点台に終わった投手とは思えない投球を披露している。
●投球回
1.森下暢仁(広島) 27.2
2.西勇輝(阪神) 27.1
2.浜口遥大(DeNA) 27.1
森下はシーズン通算でも126.2投球回でリーグ最多。昨季はリーグ2位の163.2回を投げ、東京五輪にも出場した。無尽蔵のスタミナには恐れ入るばかりだが、勤続疲労も懸念されるところではある。制球に課題を抱える浜口は、7月は27.1回で与四球わずか6つ。余計な走者を許さなかったことが長いイニングを可能にした。
●セーブ
1.岩崎優(阪神) 8
2.R・マルティネス(中日) 7
3.栗林良吏(広島) 5
3.山﨑康晃(DeNA) 5
昨季まで通算3セーブだった岩崎は7月8セーブ、前半戦だけで22セーブを稼ぎ、シーズン通算でもR・マルティネスと並んでリーグ3位タイ。1位のマクガフ(ヤクルト)とは3セーブ差で、タイトル奪取の可能性も十分ある。4月1日から28試合連続無失点を続けていたR・マルティネスは7月16日の阪神戦で3ヵ月半ぶりの失点。31日の広島戦でも1点を許したが、月間7セーブを稼いだ。
●ホールド
1.エスコバー(DeNA) 8
2.湯浅京己(阪神) 7
3.清水達也(中日) 7
昨年10月に通算100ホールドを達成したエスコバーは今季もフル回転。7月は今季2度目の3日連投もこなし、5年連続50試合登板も間近に迫っている。2位の2人は、いずれも今季初めて一軍に定着した同い年(1999年生まれ)の若手右腕。湯浅は3・4月から毎月きっちり7ホールドずつを稼ぎ、シーズン通算でもリーグトップに立っている。清水は6月に防御率9.45と乱れたが、見事に立ち直った。
構成●SLUGGER編集部
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