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トラウト、ハーパー、アレナードら超大物が続々とWBCアメリカ代表へ!参加を表明した6選手の「ある共通点」<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.08.16

 だが、すでに長期契約を交わし、チームの中で安定した地位を築いている選手は、そうした問題とは無縁。トラウトやハーパー、アレナードらがいち早く参加を表明したのも、このような事情があるからだろう。ということは、今後新たな大物が参加する場合も、同じように複数年契約を結んでいる選手が選ばれる可能性が高い、と考えるのが自然。特に気になるのは、まだ参加表明が一人も出ていない投手だ。

 長期契約を締結中の主な先発投手としては、以下のような名前が挙がる。

マックス・シャーザー(メッツ)
ゲリット・コール(ヤンキース)
ロビー・レイ(マリナーズ)
ザック・ウィーラー(フィリーズ)
ケビン・ゴーズマン(ブルージェイズ)
ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)
 
 いずれも実績十分の大物投手たち。特にシャーザーは17年のWBCにも参加を表明しながら、故障のため辞退したという経緯があり、次回大会でのリベンジを期待したいところだ。

 逆に、今オフFAもしくは来季が契約最終年の投手としては、ジェイコブ・デグロム(メッツ)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)、カルロス・ロドン(ジャイアンツ)、アーロン・ノラ(フィリーズ)らが挙げられる。彼らの参加が絶対にないとまではもちろん言えないが、さまざまな事情を考慮すると可能性は低いかもしれない。

 果たして、「チームUSA」の陣容は最終的にどうなるのか。今後の動向に注目だ。

構成●SLUGGER編集部

 
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