【投手】
●防御率 ※20イニング以上
1位 石田健大(DeNA) 0.76
2位 サイスニード(ヤクルト) 1.17
3位 小笠原慎之介(中日) 1.51
防御率は石田が唯一の0点台でトップに。9月3日広島戦は4.2回3失点黒星も以降は3試合(19回)連続自責点ゼロの好投で3連勝した。2位のサイスニードはある意味で「持っていた」。9月10日の広島戦は3回に9失点したあ、2死からのエラー絡みでの炎上だっため、自責点はわずか1だった。他の4先発は計28イニングで3失点にとどめている。
●勝利
1位 小笠原慎之介(中日) 4
2位 石田健大(DeNA) 3
2位 菅野智之(巨人) 3
2位 ケラー(阪神) 3
9・10月の月間最優秀投手は中日の左腕・小笠原で決まりだろう。9月は5先発いずれもHQS(7イニング以上投げて自責点2以下)、月間4勝はリーグトップ。年間でも2年連続で規定投球回に到達し、念願の2ケタ勝利にも届いた。2位タイの3勝には阪神のリリーフ右腕、ケラーがランクイン。開幕戦で爆発炎上して二軍降格後は調子を取り戻し、7人が在籍した今季の虎助っ人でただ一人、来季の残留が決まった。
●奪三振
1位 小笠原慎之介(中日) 42
2位 今永昇太(DeNA) 33
3位 戸郷翔征(巨人) 31
小笠原が防御率との二冠達成。「何か一つ壁を越えたかもしれない、です」との言葉通り、9・10月は5先発/35.2回で42三振を奪った。年間142個はリーグ2位で、月間3位の戸郷(154個)には敗れたものの、シーズン奪三振率8.71は戸郷と今永を上向ってリーグトップに立った。
●投球回
1位 小笠原慎之介(中日) 35.2
2位 今永昇太(DeNA) 34.0
3位 戸郷翔征(巨人) 32.2
奪三振ランキングと同じ顔触れがランクイン。この月に限れば、3人の中で8回以上を投げたのは戸郷(9月2日阪神戦)だけだったが、最終登板は5回で降板してイニングを伸ばせず。今永も1先発だけ6回があった以外は7回を投げ切ったが、全5先発とも7イニング以上の小笠原の安定感が2人に勝った。
●セーブ
1位 R・マルティネス(中日) 9
2位 大勢(巨人) 7
3位 山﨑康晃(DeNA) 6
シーズンを通して激しいセーブ王争いが展開されていたが、ライデル・マルティネスが月間9セーブの猛追でマクガフ(ヤクルト)を1個差でかわし、39個で初タイトルを手にした。月間2位の大勢はシーズン最終戦10月2日のヤクルト戦で、新人歴代タイ記録に並ぶ37セーブを挙げている。3位には大勢が塗り替える以前の記録保持者である山﨑が入った。
●ホールド
1位 Y・ロドリゲス(中日) 11
2位 湯浅京己(阪神) 8
2位 清水昇(ヤクルト) 8
月間最多ホールドは、今季より先発から配置転換されたジャリエル・ロドリゲスが11個でトップに。年間45HPは湯浅京己と並んでセ最多で、最優秀中継ぎ賞も手にした。オフは年俸大幅増の複数年契約で残留する見込みだ。タイトルを分け合った湯浅は、28試合連続無失点でシーズン終了。
独立リーグ出身者初の投手タイトル受賞となり、大勢(巨人)との新人王争いの行方も注目される。昨季に日本新記録の50ホールドを挙げた清水は故障離脱が響いたものの、防御率は2.39→1.16と成績自体は向上させている。
構成●SLUGGER編集部
●防御率 ※20イニング以上
1位 石田健大(DeNA) 0.76
2位 サイスニード(ヤクルト) 1.17
3位 小笠原慎之介(中日) 1.51
防御率は石田が唯一の0点台でトップに。9月3日広島戦は4.2回3失点黒星も以降は3試合(19回)連続自責点ゼロの好投で3連勝した。2位のサイスニードはある意味で「持っていた」。9月10日の広島戦は3回に9失点したあ、2死からのエラー絡みでの炎上だっため、自責点はわずか1だった。他の4先発は計28イニングで3失点にとどめている。
●勝利
1位 小笠原慎之介(中日) 4
2位 石田健大(DeNA) 3
2位 菅野智之(巨人) 3
2位 ケラー(阪神) 3
9・10月の月間最優秀投手は中日の左腕・小笠原で決まりだろう。9月は5先発いずれもHQS(7イニング以上投げて自責点2以下)、月間4勝はリーグトップ。年間でも2年連続で規定投球回に到達し、念願の2ケタ勝利にも届いた。2位タイの3勝には阪神のリリーフ右腕、ケラーがランクイン。開幕戦で爆発炎上して二軍降格後は調子を取り戻し、7人が在籍した今季の虎助っ人でただ一人、来季の残留が決まった。
●奪三振
1位 小笠原慎之介(中日) 42
2位 今永昇太(DeNA) 33
3位 戸郷翔征(巨人) 31
小笠原が防御率との二冠達成。「何か一つ壁を越えたかもしれない、です」との言葉通り、9・10月は5先発/35.2回で42三振を奪った。年間142個はリーグ2位で、月間3位の戸郷(154個)には敗れたものの、シーズン奪三振率8.71は戸郷と今永を上向ってリーグトップに立った。
●投球回
1位 小笠原慎之介(中日) 35.2
2位 今永昇太(DeNA) 34.0
3位 戸郷翔征(巨人) 32.2
奪三振ランキングと同じ顔触れがランクイン。この月に限れば、3人の中で8回以上を投げたのは戸郷(9月2日阪神戦)だけだったが、最終登板は5回で降板してイニングを伸ばせず。今永も1先発だけ6回があった以外は7回を投げ切ったが、全5先発とも7イニング以上の小笠原の安定感が2人に勝った。
●セーブ
1位 R・マルティネス(中日) 9
2位 大勢(巨人) 7
3位 山﨑康晃(DeNA) 6
シーズンを通して激しいセーブ王争いが展開されていたが、ライデル・マルティネスが月間9セーブの猛追でマクガフ(ヤクルト)を1個差でかわし、39個で初タイトルを手にした。月間2位の大勢はシーズン最終戦10月2日のヤクルト戦で、新人歴代タイ記録に並ぶ37セーブを挙げている。3位には大勢が塗り替える以前の記録保持者である山﨑が入った。
●ホールド
1位 Y・ロドリゲス(中日) 11
2位 湯浅京己(阪神) 8
2位 清水昇(ヤクルト) 8
月間最多ホールドは、今季より先発から配置転換されたジャリエル・ロドリゲスが11個でトップに。年間45HPは湯浅京己と並んでセ最多で、最優秀中継ぎ賞も手にした。オフは年俸大幅増の複数年契約で残留する見込みだ。タイトルを分け合った湯浅は、28試合連続無失点でシーズン終了。
独立リーグ出身者初の投手タイトル受賞となり、大勢(巨人)との新人王争いの行方も注目される。昨季に日本新記録の50ホールドを挙げた清水は故障離脱が響いたものの、防御率は2.39→1.16と成績自体は向上させている。
構成●SLUGGER編集部
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