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MLB

日米の「ジャイアンツ」でプレーする選手はパーラで11人目

宇根夏樹

2019.11.28

 また、05年に巨人で38試合に出場したゲイブ・キャプラーは、今年10月にフィリーズの監督を解任され、11月にジャイアンツの監督に就任した。マイナーリーグ時代を含めても、これまでにキャプラーがジャイアンツに在籍したことはなかった。

 なお、巨人でプレーした日本人メジャーリーガー(松井秀喜や上原浩治ら)とジャイアンツでプレーした日本人メジャーリーガー(村上雅則や新庄剛志ら)はいるものの、日米の“ジャイアンツ”でプレーした日本人選手は誰もいない。
 このオフ、巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山口俊がジャイアンツと契約すれば、その第1号となるだろう。まだ具体的な動きはないようだが、実現した際には話題を呼ぶに違いない。『SBネイション』はいち早く「シュン・ヤマグチはジャイアンツを去ってジャイアンツへ?」と題した記事を発表している。

文●宇根夏樹

【著者プロフィール】
うね・なつき/1968年生まれ。三重県出身。『スラッガー』元編集長。現在はフリーライターとして『スラッガー』やYahoo! 個人ニュースなどに寄稿。著書に『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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