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源田壮亮が明かした代表招集の舞台裏。ダルビッシュ&大谷との共演には「野球人として興味」と期待!<SLUGGER>

THE DIGEST編集部

2023.01.15

 国際大会で毎回話題に上がるのが使用球の問題だが、源田にすでに、WBC球を使って練習を行っている。

「バッティング以外では(WBC球を)使っています。今の時期は(空気が)乾燥しているのでなんともいえないところですが、日本で使っているボールより、ちょっとツルツルしているイメージです。でも、実際の動きの中でも、やっていてあまり気にならないですね」

 今大会は早くから、MLBを代表する多くの選手が参加を表明。まさにスーパースターたちと夢の対決が繰り広げられることになる。しかし、源田の興味は対戦相手ではなく、チームメートのスーパースター、ダルビッシュ有と大谷翔平にあった。

「単純に『どんな球を投げるんだろう?』とか『どれだけ変化球が曲がるんだろう?』とか、一野球人としてめちゃくちゃ興味があります。そこはすごく楽しみにしている部分。結構僕、野球好きなので」

 そう言って、にこりと笑った源田。ダルビッシュや大谷に聞いてみたい事はあるのか。

「僕がピッチャーだったら、めちゃめちゃいろいろ質問攻めにしたいんですが、変化球の握りを聞いても投げられないので・・・、どうしようかな・・・、ちょっと考えときます。打者大谷への質問?まずは見たいですね。(大谷の)日本最終年は対戦しているんですが、そこからまた凄い進化をしていると思うので。まず『見たい』ですね」
 
 この日、サッカーボールでウォーミングアップを行なっていた源田だが、サッカーといえば、年末に行われた「2022 FIFAワールドカップ」。日本代表がグループリーグでヨーロッパの強豪国ドイツとスペインを破った事は、まだ記憶に新しい。

「僕ら野球人も、あのワールドカップですごく刺激を受けました。今回のWBCで、まだ野球に興味がない人たちにも、興味を持ってもらえると思うので、そういう意味でも頑張りたいと思います」

 世界的な大会で、日本代表が見せた輝きから大いに刺激を受けた源田。自らを含めた侍JAPANの活躍で、野球が再び日本中を熱狂させる。

取材・文●岩国誠

岩国誠(いわくにまこと):1973年3月26日生まれ。32歳でプロ野球を取り扱うスポーツ情報番組のADとしてテレビ業界入り。Webコンテンツ制作会社を経て、フリーランスに転身。それを機に、フリーライターとしての活動を始め、現在も映像ディレクターとwebライターの二刀流でNPBや独立リーグの取材を行っている。

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