1月9日、埼玉西武ライオンズの新人合同自主トレがスタートした。CAR3219フィールドのグラウンドで少し緊張気味に体を動かすルーキーたちの横で、キャプテン源田壮亮やベテラン中村剛也ら6選手が楽しそうにサッカーボールを蹴りながらウォーミングアップを行なう姿があった。
そのなかで、どんなボールに対してもしっかりトラップし、1タッチでパスで繋ぐ小柄な青年の動きに自然と視線が向いた。チーム最少の身長164センチの高卒2年目・滝澤夏央だ。2021年育成ドラフト2位指名ながら、持ち前のスピードを活かした守備が評価され、源田が離脱した5月に早くも支配下登録。その守備力で源田の穴をカバーして見せた期待の若獅子である。
サッカーボールの扱いがあまりに自然だったので、経験があるのか尋ねてみると「(サッカーは)やってないです。僕は球技が得意なので、(昔は)いろいろ遊んでました」。照れ臭そうな笑みを見せた19歳。その表情には、まだあどけなさが残っている。
昨年にルーキーだった滝澤は新人合同自主トレで、球団主導のトレーニングメニューを消化しながら、プロ1年目のシーズンに備えた。球団スタッフの管理のもと、与えられたトレーンングをこなしていた形だが、2年目の今年は、そうしたサポートはなく、自ら考えてトレーニングを行なっていかなければならない。
1年目から一軍を経験したことで見えてきた課題。全てにおいてレベルアップが必要だと感じた滝澤は、チームのキャプテンであり、今年のWBCでも侍JAPANに選ばれた球界の代表する名手・源田の自主トレに自ら志願し、参加することを決めた。
「本当に守備の基本から教わっています。源田さんは思っていたよりも(守備は)基本から、1からやっているという感じでした。特に自分が今意識しているのは捕球。自分も(捕球の)形作りから入ったのですが、そこがもう違いました。源田さんは一連の動作でこなせますけど、自分は『捕って』がひとつ、『投げて』がひとつと(別々に)なっている。たくさん教えていたことを、一個ずつしっかりやっていきたいと思っています」
そのなかで、どんなボールに対してもしっかりトラップし、1タッチでパスで繋ぐ小柄な青年の動きに自然と視線が向いた。チーム最少の身長164センチの高卒2年目・滝澤夏央だ。2021年育成ドラフト2位指名ながら、持ち前のスピードを活かした守備が評価され、源田が離脱した5月に早くも支配下登録。その守備力で源田の穴をカバーして見せた期待の若獅子である。
サッカーボールの扱いがあまりに自然だったので、経験があるのか尋ねてみると「(サッカーは)やってないです。僕は球技が得意なので、(昔は)いろいろ遊んでました」。照れ臭そうな笑みを見せた19歳。その表情には、まだあどけなさが残っている。
昨年にルーキーだった滝澤は新人合同自主トレで、球団主導のトレーニングメニューを消化しながら、プロ1年目のシーズンに備えた。球団スタッフの管理のもと、与えられたトレーンングをこなしていた形だが、2年目の今年は、そうしたサポートはなく、自ら考えてトレーニングを行なっていかなければならない。
1年目から一軍を経験したことで見えてきた課題。全てにおいてレベルアップが必要だと感じた滝澤は、チームのキャプテンであり、今年のWBCでも侍JAPANに選ばれた球界の代表する名手・源田の自主トレに自ら志願し、参加することを決めた。
「本当に守備の基本から教わっています。源田さんは思っていたよりも(守備は)基本から、1からやっているという感じでした。特に自分が今意識しているのは捕球。自分も(捕球の)形作りから入ったのですが、そこがもう違いました。源田さんは一連の動作でこなせますけど、自分は『捕って』がひとつ、『投げて』がひとつと(別々に)なっている。たくさん教えていたことを、一個ずつしっかりやっていきたいと思っています」
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