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MLB

【DeNA】進化する“投げる哲学者”今永昇太が胸に刻むマインドとは? 高みを目指す左腕の極上の“エース論”

萩原孝弘

2023.07.20

無失点に抑えても反省を怠らない。その姿勢が勝利への執着心を生む。写真:萩原孝弘

無失点に抑えても反省を怠らない。その姿勢が勝利への執着心を生む。写真:萩原孝弘

☆反省を結果に変える力

 実際に6月30日のドラゴンズ戦では1点リードの8回表、2アウトから同点打を許し、結果チームも惜敗。完封ペースから一転しての敗戦に「8回にタイムリーを打たれてチームが負けた。僕に負けはつかなかったんですけれども、チームを負かせてしまった大きな要因の一つでした」と自分を責めた。

 そして迎えた7月7日のジャイアンツ戦、1点リードの7回にノーアウトから連打を許し「ピンチを作ってしまって。自分に対してまた同じことをするのかと。ここはスッと抑えなければいけない場面だろと」と前回の失敗がフラッシュバックした。
 
「7回なりの気持ちで入ってしまったので、あそこは中継ぎピッチャーの気持ちくらいでいかなきゃいけないところだったのに、6回まで投げてきた7回のピッチャーで入ってしまった」とゲームの流れを感じ取れなかったと後悔したが、結果としてはそこからギアを上げ、気迫の連続三振でピンチを脱し、見事に前回の反省を活かし、結果に変えてみせた。ベンチに戻る際、バウアー並の雄叫びを上げたことには「自然と自分に対する苛つきが出てしまったという感じですかね」と振り返ったが、滅多に出ない感情の高ぶりは、勝利への執着を感じさせるに十分だった。
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