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MLB

【DeNA】進化する“投げる哲学者”今永昇太が胸に刻むマインドとは? 高みを目指す左腕の極上の“エース論”

萩原孝弘

2023.07.20

今年3月のWBC決勝でも先発した今永。指揮官も信頼を寄せる存在だ。写真:萩原孝弘

今年3月のWBC決勝でも先発した今永。指揮官も信頼を寄せる存在だ。写真:萩原孝弘

☆研ぎ澄まされたハート

 昨年8月の月間MVPを受賞した際に「勝つことと、プラスアルファでチームにもたらせなくてはいけない。例えば中継ぎを休ませるとか悪い流れを断ち切るとか、相手のエース級に投げ勝つとかをこれから求められていると思うんで、そういう立場だとしっかり自覚したい」とエース論を披露。CSの先発を任された際にも「大事なものを残して、それ以外は削る。やりたいことではなく、やるべきことをやる」と思考を整理して大一番に臨んでいた。
 
 今年もこれを踏襲した上で、さらにハートをブラッシュアップさせているように感じる。例えば「調子がいい悪いという言葉は、自分で使わないようにしている」と難解な言葉を口にする。「良いとか悪いとかではなくフラットで、普通に。悪いから負けて良いのかと言ったらそうではないですし、悪くても勝てるときもありますし、良くても負けるときもある。なので調子がどうだったかとかはあまり自分で言う必要もないですし、だから何という感じなので、僕はあまり使いたくない言葉です」と言い切る。これもチームが勝てればそれでいいとの結論に至る所以だろう。

 WBCの決勝でも先発した横浜の至宝。エースとしての矜持を強く持つ左腕は“どうしたらチームを勝たせられるのか"をテーマに、常に自問自答を繰り返し、さらなる高みへと登り詰めていく。

取材・文●萩原孝弘
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