■内野安打
1.小深田大翔(楽天) 29本
2.源田壮亮(西武) 23本
2.辰己涼介(楽天) 17本
新人年から毎年15本以上を記録していた小深田が初めて1位に。今季はリーグ最多の6三塁打に初の盗塁王獲得と、足で大いに躍動した。源田は三塁打や盗塁を大きく減らしたが、WBCで負った右手小指骨折も内野安打の数には響かなかった。和田康士朗(ロッテ)は26安打のうち9本を内野安打で稼いだ。右打者では松本剛(日本ハム)の16本が最多。
■盗塁成功率
1.鈴木将平(西武) 100.0%
2.和田康士朗(ロッテ) 95.2%
3.外崎修汰(西武) 89.7%
※10盗塁以上
1位の鈴木は失敗なしで10盗塁。一軍では昨季までの4年間で2盗塁に対して失敗7だったが、減量して臨んだ今季は走塁指標も向上させた。和田は20盗塁をわずか失敗1で成功させ、成功率61.1%と攻略された昨季からの巻き返しでスペシャリストの本領を発揮。元盗塁王の源田壮亮(西武)は5盗塁に終わったばかりか、成功率45.5%も低迷した。
■補殺(外野手)
1.近藤健介(ソフトバンク) 7
1.柳田悠岐(ソフトバンク) 7
1.小郷裕哉(楽天) 7
3人の外野手が7捕殺で1位に並んだ。近藤は新天地で持ち前の打力だけでなく、元捕手の肩も披露。柳田はDHでの出場が全体の約半数を占めながら、初めてリーグ最多を記録した。レギュラー定着でブレイクを果たした小郷は2併殺も完成させたが、リーグワーストの5失策は要改善。肩で何度も球場をどよめかせ、ゴールデン・グラブも獲得した万波中正(日本ハム)は5捕殺だった。
■盗塁阻止率(捕手)
1.古賀悠斗(西武) .412
2.太田光(楽天) .357
3.甲斐拓也(ソフトバンク) .329
※規定試合以上
2年目の古賀がリーグ最多の盗塁阻止28を記録し、率でもトップ。昨季は14回走られて一度も刺せなかったが、大きく飛躍した。FA加入の嶺井博希(ソフトバンク)は11盗塁を許して阻めたのは1回だけ。チーム別でワーストの67盗塁を許した日本ハムは伏見寅威、マルティネス、清水優心がいずれも阻止率1割台と、バッテリーでの見直しが必要とされそう。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。
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1.小深田大翔(楽天) 29本
2.源田壮亮(西武) 23本
2.辰己涼介(楽天) 17本
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■盗塁成功率
1.鈴木将平(西武) 100.0%
2.和田康士朗(ロッテ) 95.2%
3.外崎修汰(西武) 89.7%
※10盗塁以上
1位の鈴木は失敗なしで10盗塁。一軍では昨季までの4年間で2盗塁に対して失敗7だったが、減量して臨んだ今季は走塁指標も向上させた。和田は20盗塁をわずか失敗1で成功させ、成功率61.1%と攻略された昨季からの巻き返しでスペシャリストの本領を発揮。元盗塁王の源田壮亮(西武)は5盗塁に終わったばかりか、成功率45.5%も低迷した。
■補殺(外野手)
1.近藤健介(ソフトバンク) 7
1.柳田悠岐(ソフトバンク) 7
1.小郷裕哉(楽天) 7
3人の外野手が7捕殺で1位に並んだ。近藤は新天地で持ち前の打力だけでなく、元捕手の肩も披露。柳田はDHでの出場が全体の約半数を占めながら、初めてリーグ最多を記録した。レギュラー定着でブレイクを果たした小郷は2併殺も完成させたが、リーグワーストの5失策は要改善。肩で何度も球場をどよめかせ、ゴールデン・グラブも獲得した万波中正(日本ハム)は5捕殺だった。
■盗塁阻止率(捕手)
1.古賀悠斗(西武) .412
2.太田光(楽天) .357
3.甲斐拓也(ソフトバンク) .329
※規定試合以上
2年目の古賀がリーグ最多の盗塁阻止28を記録し、率でもトップ。昨季は14回走られて一度も刺せなかったが、大きく飛躍した。FA加入の嶺井博希(ソフトバンク)は11盗塁を許して阻めたのは1回だけ。チーム別でワーストの67盗塁を許した日本ハムは伏見寅威、マルティネス、清水優心がいずれも阻止率1割台と、バッテリーでの見直しが必要とされそう。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。
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