■ヤクルト
太田賢吾(内野手・26歳)
梅野雄吾(投手・24歳)
太田は二軍での51試合で打率.323、6本塁打、OPS.928と好成績を残したものの、一軍では20試合で打率.195。バッテリーを除く7ポジションで出場経験があるユーティリティ性もいまひとつアピール材料には至らず、近年の主戦場である外野ではトップ・プロスペクトの澤井廉が控えているため、現状打破には新天地移籍が必要か。19年にリーグ3位の68登板をこなした梅野も、今季はファーム暮らしが大半。伸び悩みが続いている金久保優斗ともども、放出の可能性はありそうだ。 ■中日
鈴木博志(投手・26歳)
石垣雅海(内野手・25歳)
17年ドラフト1位の鈴木はプロ入り2年目の19年に14セーブを挙げたが、近年は一軍に定着できないシーズンが続く。ただ、先発にも挑戦して投球の幅が広がり、ゴロを打たせる投球へのモデルチェンジがうまくハマれば再び一軍定着の目も出てくる。パンチ力が武器の石垣は、二軍で好成績を残しても一軍ではさっぱり、というシーズンが続いていて、今季は23打数2安打で長打なし。内野全ポジションをこなし、守備も一定の評価を得ているものの、若手内野手がひしめくチームで存在感を発揮するのは難しそうな状況だ。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。
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太田賢吾(内野手・26歳)
梅野雄吾(投手・24歳)
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鈴木博志(投手・26歳)
石垣雅海(内野手・25歳)
17年ドラフト1位の鈴木はプロ入り2年目の19年に14セーブを挙げたが、近年は一軍に定着できないシーズンが続く。ただ、先発にも挑戦して投球の幅が広がり、ゴロを打たせる投球へのモデルチェンジがうまくハマれば再び一軍定着の目も出てくる。パンチ力が武器の石垣は、二軍で好成績を残しても一軍ではさっぱり、というシーズンが続いていて、今季は23打数2安打で長打なし。内野全ポジションをこなし、守備も一定の評価を得ているものの、若手内野手がひしめくチームで存在感を発揮するのは難しそうな状況だ。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。
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