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「飼いづらい犬種」と懸念される『デコピン』と厚い信頼関係を築いた大谷翔平。米ブリーダーが称賛した場面とは?

THE DIGEST編集部

2023.12.18

愛犬の名前を笑顔で公表した大谷。SNSでは「デコピン」がトレンド1位になるほど大きな話題となった。(C) Getty Images

愛犬の名前を笑顔で公表した大谷。SNSでは「デコピン」がトレンド1位になるほど大きな話題となった。(C) Getty Images

 無論、大谷の愛犬は米メディアの間でも話題が沸騰している。

 1889年の創刊以来、経済新聞としてアメリカ最大発行部数を誇る老舗紙『The Wall Street Journal』は、「このラッキードッグ(幸運な犬)は何者か?」と銘打った見出しを打ち、「世界で最も価値のある子犬。その名はデコピン」を大特集。野球界のスーパースターが「現時点で一緒に暮らしている唯一の友達」だと評すほど、癒されている相棒にページ数を割いた。

 記事内では、飼い犬の存在が大きな国際的ニュースとして紹介されるほど、社会的関心を集めた事実を詳細に報道した。

 だが一方で、希少犬種ゆえの「飼いづらさ」について同メディアは懸念を示している。

「専門家であるブリーダーによると、コーイケルホンディエは必ずしも、誰にでも飼えるわけではない。子犬のときは元気いっぱいで、しつけには多少の根気が必要である。しかし、性格はフレンドリーで穏やかな面を持つ。学習意欲は高く旺盛で、感情の浮き沈みはないが、かなり繊細な面もある。親しみやすい外見とは違い、飼育の難しさを感じさせる犬種である」
 
 同紙の取材を受けたブリーダーによると、「映像や写真を見る限り、ディコイはオオタニと楽しい時間を過ごしているようだ」と回答。「ディコイは彼に寄りかかっていた。犬はショウヘイを自分の友達か、それ以上の関係だと思っている」と指摘。飼育するのが難しい犬種と言われるコーイケルホンディエでさえ、スーパースターの手にかかれば、その心配は杞憂に過ぎなかった。

 愛犬の存在が発覚したときには、すでに厚い信頼関係を窺わせた大谷とデコピン。新天地に臨む偉才を支える大切な友達との交流は、今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「なんて可愛いの!」大谷翔平のドジャース入団会見を見守る“デコピン”
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