一方で、開幕戦の値段が昨年の２倍以上に高騰している実状を説明したうえで、「ご想像の通り、ドジャースファンはみんな、オオタニ・グッズを手に入れようと躍起になっている」と断言。例年以上の盛り上がりに「異例な状況だ」と驚きを隠せない。

　さらに、日本球界でも度々問題視される事案を紹介。「ドジャースのシーズンチケットを持っている人の中には、ショウヘイ・オオタニの話題に便乗して、非常識な値段でチケットを売ろうとしている人もいる」と言及。チケットを大量購入し、不特定多数の人に定額の倍以上で転売する、いわゆる『転売ヤー』の存在を挙げ、「例年より高くなる可能性は非常に高いが、開幕戦のチケットがすべて出揃うまでは、本当の入場料がいくらになるかはまだ分からない」とし、さらなる価格高騰に危惧を感じている。
  　同メディアは「今季ドジャースの試合チケットを手に入れるのは、すでに難しいかもしれない」と懸念したうえで、「オオタニが2025年に再び投げるようになれば、価格もまた別次元に高騰するかもしれない」とし、早くも大谷が二刀流に復帰予定のシーズンチケット価格に関心を寄せている。

　大きな経済効果を生むと同時に、「チケット高騰化」「転売」という見逃せない問題が表面化した大谷のドジャース入団。それだけ彼が、現代のスポーツ界で見るべき価値のあるプレーヤーだと言っても過言ではない。

構成●THE DIGEST編集部

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