■中野拓夢(阪神)
通信簿:よくできました
侍ジャパンの2戦目で負傷した源田の代わりに遊撃へ入ると2安打を放ち、続く3試合目は3四球、4試合目も2出塁と渋い仕事。準決勝では8回に代走で出場し、1点差に詰め寄るホームを踏んだ。シーズンでは全試合フルイニング出場を達成し、いずれもリーグ最多タイの164安打と21犠打で貢献。二塁でゴールデン・グラブ賞を獲得し、菊池涼介(広島)の連続受賞を10年で止めた。
■ラーズ・ヌートバー(カーディナルス)
通信簿:まずまずです
WBCで侍ジャパンの切り込み隊長を務めた“タツジ”が、初戦の第1打席でチームの大会初ヒットを記録。走攻守でのハッスルプレーと“ペッパーミル”パフォーマンスで日本中の人気者となった。シーズンでは3度も故障者リスト入りしながら初の規定打席をギリギリクリアし、出塁率.367、14本塁打、11盗塁と持ち味を発揮。5月2日のエンジェルス戦では大谷との直接対決が初めて実現したが、3打席連続三振と完敗だった。
■周東佑京(ソフトバンク)
通信簿:まずまずです
WBCでは5試合に出場するも打席に立ったのは1回のみで、盗塁もなし。それでも、準決勝メキシコ戦では1回を追う9回に一塁代走で出場し、サヨナラ勝ちのホームを踏んだ秒速30.4フィート走のベースランニングが話題を呼んだ。シーズンでは出塁率.307の低さが災いしてスタメンより途中出場の方が多かったが、それでも36盗塁で3年ぶりのタイトルを獲得した。
■甲斐拓也(ソフトバンク)
通信簿:まずまずです
侍ジャパンでは初戦から準決勝まで中村と交互に先発マスクを被り、投手陣を大会ベストの防御率2.29に導いた。シーズンでも8月18日の西武戦で石川柊太のノーヒットノーランをアシスト。大記録を引き出したのはこれで3度目で、これは史上5人目の快挙だった。捕逸は1つのみとブロッキングでも安定感を披露し、昨季は深刻だった打撃不振も元の水準近くまで復調。2年ぶりに2ケタ本塁打をクリアした。
■吉田正尚(レッドソックス)
通信簿:まずまずです
MLB1年目を控えながらWBCに参戦し、大会新記録の13打点と勝負強さを発揮。準決勝のメキシコ戦では7回2死一、二塁の場面で内角球をさばき、ポール際へ技ありの同点3ランを放り込んだ。新天地レッドソックスでも前半戦は首位打者を争うなど自慢のコンタクト能力を披露。だが、後半戦は相手投手の対応とスタミナ切れも相まって、最終的には打率.289、OPS.783と「中の上」程度に落ち着いた。
■村上宗隆(ヤクルト)
通信簿:可もなく不可もなく
侍ジャパンの4番を担ったが3試合目までは無安打で、準々決勝のイタリア戦から打順を下げた。続く準決勝のメキシコ戦でもチャンスで三振に倒れ続けたが、9回無死一、二塁から劇的な逆転サヨナラ打を放ち、決勝でも2回に特大の同点アーチと面目躍如。ただ、シーズンに入ってからも打撃不振に苦しみ、守備でもリーグ最多の22失策と精彩を欠いた。それでも、31本塁打はリーグ2位、OPS.875は4位だったあたりはさすがと言うべきか。
通信簿:よくできました
侍ジャパンの2戦目で負傷した源田の代わりに遊撃へ入ると2安打を放ち、続く3試合目は3四球、4試合目も2出塁と渋い仕事。準決勝では8回に代走で出場し、1点差に詰め寄るホームを踏んだ。シーズンでは全試合フルイニング出場を達成し、いずれもリーグ最多タイの164安打と21犠打で貢献。二塁でゴールデン・グラブ賞を獲得し、菊池涼介(広島)の連続受賞を10年で止めた。
■ラーズ・ヌートバー(カーディナルス)
通信簿:まずまずです
WBCで侍ジャパンの切り込み隊長を務めた“タツジ”が、初戦の第1打席でチームの大会初ヒットを記録。走攻守でのハッスルプレーと“ペッパーミル”パフォーマンスで日本中の人気者となった。シーズンでは3度も故障者リスト入りしながら初の規定打席をギリギリクリアし、出塁率.367、14本塁打、11盗塁と持ち味を発揮。5月2日のエンジェルス戦では大谷との直接対決が初めて実現したが、3打席連続三振と完敗だった。
■周東佑京(ソフトバンク)
通信簿:まずまずです
WBCでは5試合に出場するも打席に立ったのは1回のみで、盗塁もなし。それでも、準決勝メキシコ戦では1回を追う9回に一塁代走で出場し、サヨナラ勝ちのホームを踏んだ秒速30.4フィート走のベースランニングが話題を呼んだ。シーズンでは出塁率.307の低さが災いしてスタメンより途中出場の方が多かったが、それでも36盗塁で3年ぶりのタイトルを獲得した。
■甲斐拓也(ソフトバンク)
通信簿:まずまずです
侍ジャパンでは初戦から準決勝まで中村と交互に先発マスクを被り、投手陣を大会ベストの防御率2.29に導いた。シーズンでも8月18日の西武戦で石川柊太のノーヒットノーランをアシスト。大記録を引き出したのはこれで3度目で、これは史上5人目の快挙だった。捕逸は1つのみとブロッキングでも安定感を披露し、昨季は深刻だった打撃不振も元の水準近くまで復調。2年ぶりに2ケタ本塁打をクリアした。
■吉田正尚(レッドソックス)
通信簿:まずまずです
MLB1年目を控えながらWBCに参戦し、大会新記録の13打点と勝負強さを発揮。準決勝のメキシコ戦では7回2死一、二塁の場面で内角球をさばき、ポール際へ技ありの同点3ランを放り込んだ。新天地レッドソックスでも前半戦は首位打者を争うなど自慢のコンタクト能力を披露。だが、後半戦は相手投手の対応とスタミナ切れも相まって、最終的には打率.289、OPS.783と「中の上」程度に落ち着いた。
■村上宗隆(ヤクルト)
通信簿:可もなく不可もなく
侍ジャパンの4番を担ったが3試合目までは無安打で、準々決勝のイタリア戦から打順を下げた。続く準決勝のメキシコ戦でもチャンスで三振に倒れ続けたが、9回無死一、二塁から劇的な逆転サヨナラ打を放ち、決勝でも2回に特大の同点アーチと面目躍如。ただ、シーズンに入ってからも打撃不振に苦しみ、守備でもリーグ最多の22失策と精彩を欠いた。それでも、31本塁打はリーグ2位、OPS.875は4位だったあたりはさすがと言うべきか。
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