▼9位 ジョンソン
来日1年目の15年に最優秀防御率のタイトルに加え、外国人史上2人目となる沢村賞を受賞。16年と19年もリーグ2位の防御率を記録するなど常に質の高い投球を見せている。巧みにボールを動かし、被本塁打率0.49と一発を浴びない投球が安定感の源泉。通算防御率2.54は菅野(2.36)と比べても遜色ない。
▼10位 杉内俊哉
10年に218三振を奪い、14年には歴代最短の投球回で通算2000奪三振に到達した。巨人に移籍した12年は5月にノーヒットノーランを達成し、最高勝率のタイトルと史上初となる両リーグでの最多奪三振も獲得。10~15年の6年間に5度のリーグ優勝を経験した"優勝請負人"だが、16年以降は一軍未登板で18年に引退した。
〈惜しくもトップ10から外れた投手〉
千賀滉大は奪三振率10.43と圧倒的な数値を残し、昨季はノーヒットノーランを達成するなど印象度も強いが、先発としての実績は実質4年で泣く泣くトップ10から外した。石川雅規は菅野と並ぶ87勝を挙げたが、防御率が3.89と高かったことが災いした。84勝、防御率3.23の西勇輝もやや印象度に欠けた。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。
【PHOTO】6年間で通算75勝!抜群の勝負強さを発揮する”田中将大”特集!
来日1年目の15年に最優秀防御率のタイトルに加え、外国人史上2人目となる沢村賞を受賞。16年と19年もリーグ2位の防御率を記録するなど常に質の高い投球を見せている。巧みにボールを動かし、被本塁打率0.49と一発を浴びない投球が安定感の源泉。通算防御率2.54は菅野(2.36)と比べても遜色ない。
▼10位 杉内俊哉
10年に218三振を奪い、14年には歴代最短の投球回で通算2000奪三振に到達した。巨人に移籍した12年は5月にノーヒットノーランを達成し、最高勝率のタイトルと史上初となる両リーグでの最多奪三振も獲得。10~15年の6年間に5度のリーグ優勝を経験した"優勝請負人"だが、16年以降は一軍未登板で18年に引退した。
〈惜しくもトップ10から外れた投手〉
千賀滉大は奪三振率10.43と圧倒的な数値を残し、昨季はノーヒットノーランを達成するなど印象度も強いが、先発としての実績は実質4年で泣く泣くトップ10から外した。石川雅規は菅野と並ぶ87勝を挙げたが、防御率が3.89と高かったことが災いした。84勝、防御率3.23の西勇輝もやや印象度に欠けた。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。
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