一方のロッテも、ソフトバンクに強い美馬の登板を火曜日から移動させて勝負に出る。もちろん狙うは3連勝だ。打線はソフトバンク戦で打率.424の中村奨吾、そして左投手先発時に起用される清田育宏らがポイントになりそうだ。ブルペンにも多士済々の顔ぶれが揃うソフトバンクを相手に総力戦で勝ちきりたい。
●楽天-オリックス(楽天生命)
【予告・予想先発】
4日(金)則本昂大-山崎福也
5日(土)塩見貴洋-張奕
6日(日)福井優也-増井浩俊
オリックスが唯一勝ち越している相手がこの楽天(5勝3敗)。8月は1試合も対戦がなかったが、久々の対決でどういう戦いになるか注目したい。
楽天とすれば、最下位オリックス相手に今回も取りこぼすようなことはあってはならない。初戦の先発予定の則本昂は2連勝中。一時の不調は脱したかに見える。塩見も前回のオリックス戦(7月25日)で6回1失点と好投している。リーグ随一の得点力を誇る打線も、オリックス戦では9試合で打率.219、31得点と相性が悪いが、そろそろ攻略したいところだろう。
オリックスはカード頭を任される山崎は、前回登板は6回5失点で負け投手。しかし、点を取られてから粘りの投球を見せた。あの粘りが今節にはつながるか。30日に先発したアルバースが登録抹消となり、6日の先発が誰になるかは不透明だが、先発再転向の増井の登板があるかもしれない。
●日本ハム-西武(札幌ドーム)
【予告・予想先発】
4日(金)北浦竜次-ニール
5日(土)有原航平-ノリン
6日(日)バーヘイゲン-松本航
日本ハムが9勝3敗と圧倒している西武を迎え撃つが、初戦の先発投手が読めない。前回は金子弐大が先発したが、初回5失点炎上でオープナーに失敗した。ファームで好調の若い北浦や吉田輝星など若い力に託す可能性も大いにありそうだ。2戦目の有原は前回登板こそ土がついたが、ここ3試合連続で7イニングを投げ切る好投を見せている。
一方の西武は、チーム39盗塁のうち13盗塁をこの日本ハム戦で稼いでいる。打線に過去2年ほどの破壊力がないだけに、外崎修汰、源田壮亮、金子侑司らの足を生かして点をもぎ取っていきたい。また、3戦目予定の松本は8月に4先発で未勝利ながら防御率1.59と好投。開幕当初の不振から脱却した。広い札幌ドームを生かしたピッチングで2勝目を挙げられるか。
取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)
【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。
【PHOTO】ファンの心を鷲掴み!イケメンプロ野球選手を厳選!
●楽天-オリックス(楽天生命)
【予告・予想先発】
4日(金)則本昂大-山崎福也
5日(土)塩見貴洋-張奕
6日(日)福井優也-増井浩俊
オリックスが唯一勝ち越している相手がこの楽天(5勝3敗)。8月は1試合も対戦がなかったが、久々の対決でどういう戦いになるか注目したい。
楽天とすれば、最下位オリックス相手に今回も取りこぼすようなことはあってはならない。初戦の先発予定の則本昂は2連勝中。一時の不調は脱したかに見える。塩見も前回のオリックス戦(7月25日)で6回1失点と好投している。リーグ随一の得点力を誇る打線も、オリックス戦では9試合で打率.219、31得点と相性が悪いが、そろそろ攻略したいところだろう。
オリックスはカード頭を任される山崎は、前回登板は6回5失点で負け投手。しかし、点を取られてから粘りの投球を見せた。あの粘りが今節にはつながるか。30日に先発したアルバースが登録抹消となり、6日の先発が誰になるかは不透明だが、先発再転向の増井の登板があるかもしれない。
●日本ハム-西武(札幌ドーム)
【予告・予想先発】
4日(金)北浦竜次-ニール
5日(土)有原航平-ノリン
6日(日)バーヘイゲン-松本航
日本ハムが9勝3敗と圧倒している西武を迎え撃つが、初戦の先発投手が読めない。前回は金子弐大が先発したが、初回5失点炎上でオープナーに失敗した。ファームで好調の若い北浦や吉田輝星など若い力に託す可能性も大いにありそうだ。2戦目の有原は前回登板こそ土がついたが、ここ3試合連続で7イニングを投げ切る好投を見せている。
一方の西武は、チーム39盗塁のうち13盗塁をこの日本ハム戦で稼いでいる。打線に過去2年ほどの破壊力がないだけに、外崎修汰、源田壮亮、金子侑司らの足を生かして点をもぎ取っていきたい。また、3戦目予定の松本は8月に4先発で未勝利ながら防御率1.59と好投。開幕当初の不振から脱却した。広い札幌ドームを生かしたピッチングで2勝目を挙げられるか。
取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)
【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。
【PHOTO】ファンの心を鷲掴み!イケメンプロ野球選手を厳選!