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MLB

MLBプレーオフで輝いた日本人バッター5選!イチローは打率6割、松井秀喜は宿敵攻略で…

藤原彬

2019.10.11

松井は西武でチームメイトだった松坂からいきなりヒット。(C)Getty Images

松井は西武でチームメイトだった松坂からいきなりヒット。(C)Getty Images

■松井稼頭央(ロッキーズ)
2007年:11試合 打率.304 1本塁打 8打点 OPS.847


 メジャー挑戦後は怪我に苦しめられ、この年も故障で4月中旬から1か月以上戦列を離れた。出場は104試合だったが、打率.288と32盗塁は自己ベストでテーブルセッターの役回り。プレーオフでもコンスタントにヒットを放ち、フィリーズとの地区シリーズ第2戦では1点を追う4回2死満塁の場面ではグランドスラムを叩き込んだ。
 
 快進撃を続けるチームは創設15年目で初のワールドシリーズに出場。第3戦の初回、先頭打者の松井は西武時代にチームメイトだったレッドソックスの松坂大輔からライト前へヒットを放つ。その後、チームはスウィープ負けを喫したが、短期決戦でシーズンを上回る打率を残した。
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