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MLB

MLBプレーオフで輝いた日本人バッター5選!イチローは打率6割、松井秀喜は宿敵攻略で…

藤原彬

2019.10.11

ワールドシリーズMVPは日本人選手初の栄誉。(C)Getty Images

ワールドシリーズMVPは日本人選手初の栄誉。(C)Getty Images

■松井秀喜(ヤンキース)
2009年:11試合 打率.304 1本塁打 8打点 OPS.847


 今後もワールドシリーズMVPの功績は語り継がれるだろう。地区シリーズは本塁打1本、リーグ優勝決定シリーズではノーアーチ。だが、前年王者フィリーズとの頂上決戦に突入すると、まずは同点で迎えた第2戦の6回に宿敵ペドロ・マルティネスから勝ち越しの決勝ソロアーチを放つ。
 
 第3戦にもスタンドへ一発を放り込み、王手をかけて迎えた第6戦の2回にもペドロから先制2ラン。勢いは止まらず3回のセンター前ヒットと5回の二塁打でそれぞれ2点を追加し、シリーズ最多タイの6打点を叩き出す。シリーズ通算打率.615、3本塁打、8打点、OPS2.027はいずれもチームベストで、日本人初の勲章を手にした。

文●藤原彬

ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。

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