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プロ野球

【2021主力選手通信簿|DeNA】最下位でもスーパールーキー牧の活躍が光明。ただ、元二冠王の助っ人は…<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2021.12.02

【野手】
●佐野恵太
[試合] 143 [打数] 545    [打率] .303    
[本塁打] 17 [打点] 72 [OPS] .842 [盗塁] 0
評価:よくできました(A)
初の全試合出場を達成。首位打者に輝いた昨季に続いて打率3割もクリアした。契約更改で年俸1億の大台を突破。これはドラフト9位以下で入団した選手ではセ・リーグ史上初だった。

●桑原将志
[試合] 135 [打数] 519    [打率] .310
[本塁打] 14 [打点] 43    [OPS] .843 [盗塁] 12
評価:よくできました(A)
「1番・センター」のレギュラーに返り咲き、打率や本塁打をはじめ、ほとんどの打撃成績でキャリアハイの結果を残した。盗塁もチーム最多だったが、スピードのポテンシャルを思えばまだまだ数字は伸ばせるはずだ。

●宮﨑敏郎
[試合] 141 [打数] 519    [打率] .301 
[本塁打] 16 [打点] 73    [OPS] .808 [盗塁] 0
評価:まずまずです(B)
今季も安定した打撃で自身4度目の打率3割&OPS.800をクリア。9月19日のヤクルト戦では通算100本塁打にも到達した。国内FA権も取得したが、これまでの貢献と安定感が評価されて新たに6年契約を結んで残留した。
 
●牧秀悟
[試合] 137 [打数] 487    [打率] .314
[本塁打] 22 [打点] 71 [OPS] .890 [盗塁] 2
評価:よくできました(A)
安打と二塁打、猛打賞の回数で球団新人記録を更新し、サイクル安打も達成するなど躍動。球団61年ぶりの新人4番を務め、3割&20本塁打達成は1986年の清原和博(西武)以来だった。三浦監督からは「研究されている以上に、相手を研究している」と評価されている。

●ソト
[試合] 123 [打数] 410    [打率] .234
[本塁打] 21 [打点] 62    [OPS] .73 [盗塁] 0
評価:がんばりましょう(D)
本塁打、OPSをはじめ、成績は軒並み来日4年目以降で最低の数字。三振が増えて四球が減少と打席アプローチが悪化して18~19年に2年連続本塁打王の怖さもなくなり、チームの打撃不振の象徴的存在となってしまった。

●オースティン
[試合] 107 [打数] 373    [打率] .303
[本塁打] 28 [打点] 74    [OPS] 1.006 [盗塁] 1
評価:よくできました(A)
コロナ禍で来日が遅れ、調整期間がほとんどない中で持ち前の打棒を発揮した。規定打席未達ながら、本塁打と打点はチームトップ。開幕から出ていれば本塁打王も狙える量産ペースだった。東京五輪での活躍も印象的。
 
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